発信力は生き方が10割
「発信力を高めたいです。」
そう相談されたら、僕は文章術より先に聞いてみたいことがあります。
「あなたは、発信している通りに生きようとしていますか?」
文章が上手い。
言語化が上手い。
動画編集が上手い。
SNS運用に詳しい。
もちろん、どれも発信するうえで大切な能力です。
でも最近、それ以上に大切なものがあると思っています。
それが、
「どう生きているか。」
です。
発信力は、生き方が10割なんじゃないかと思うんです。
SNSでは誰でも「いいこと」が言える
今は誰でも発信できます。
スマホ一台あれば、
ビジネスノウハウを発信できる。
人生論を語れる。
前向きになる方法を伝えられる。
自分の経験を語れる。
生成AIを使えば、綺麗な文章を作ることだって簡単になりました。
だからこそ僕は思います。
言葉にしただけでは、まだ半分なんじゃないか。
例えば、
「挑戦することが大切です!」
と発信する。
素晴らしい言葉です。
でも、自分自身は何かに挑戦しているでしょうか。
「継続が大切です!」
と発信する。
その通りです。
では、自分は何を継続しているでしょうか。
「自己投資しましょう!」
と発信する。
では、自分自身も時間やお金を使って学び続けているでしょうか。
もちろん、完璧である必要はありません。
「挑戦しよう」と言っている人だって怖くなります。
「前向きに生きよう」と言っている人だって落ち込みます。
「継続しよう」と言いながら休む日があってもいい。
人間ですから(笑)。
大切なのは、
発信している方向と、自分が歩いている方向が同じかどうか。
なんです。
言語化には「続き」がある
一般的に言語化とは、
頭の中にある考えや感情を、言葉にすることだと言われます。
もちろん、それは正しいと思います。
でも僕は最近、その先まで含めて考えるようになりました。
僕の中では、
思考 → 言葉 → 行動
ここまでが一つの流れです。
考えた。
言葉にした。
SNSで発信した。
ここで終わりではない。
その言葉に、自分自身も近づいていく。
ここまでやって初めて、言葉に体温が宿るんじゃないかと思います。
「挑戦しましょう。」
と100回投稿するより、
怖がりながら新しいことに一つ挑戦している人の方が、挑戦することの意味を伝えられる。
「継続が大切です。」
と説明するより、
何年も淡々と何かを続けている人の方が、継続の価値を伝えられる。
「学び続けましょう。」
と言うより、
自分自身がお金と時間を使って学び続けている人の方が、言葉には説得力が生まれる。
つまり、
行動そのものが、一番強い言語なのかもしれません。
読者は「投稿」だけを見ていない
SNS集客を考えると、
「何を書けば売れる?」
「どんな投稿が伸びる?」
「どうすればフォロワーが増える?」
というテクニックに目が向きがちです。
もちろん、それも大切です。
でも、読者は思っている以上にその人自身を見ています。
何に挑戦しているのか。
何を学んでいるのか。
何を続けているのか。
失敗した時にどう向き合っているのか。
普段どんな考え方をしているのか。
一つの投稿だけでは分からなくても、半年、一年と発信を見続けていれば、その人の生き方は少しずつ伝わります。
だから僕は、
発信とは、生き方が漏れ出すこと
なのだと思っています。
綺麗な言葉だけを並べる必要はありません。
むしろ泥臭くてもいい。
失敗してもいい。
悩んでもいい。
「自分もまだできていません。でも、そこに向かって挑戦しています。」
それでいい。
その姿の方が、完璧な言葉より誰かの心を動かすことだってあります。
一番強い発信媒体は、自分自身
文章術を学ぶ。
SNS運用を学ぶ。
動画編集を学ぶ。
言語化能力を磨く。
全部大切です。
僕自身も、これから学び続けたいと思っています。
でも、それ以上に大切にしたいことがあります。
自分が発した言葉の方向へ、自分自身も歩き続けること。
発信していることを完璧にできなくてもいい。
でも、挑戦する。
継続する。
学ぶ。
自己投資する。
失敗したら、また考える。
そして、その過程まで発信する。
そうやって生きている人の言葉には、文章術だけでは作れない説得力が生まれるのだと思います。
あなたが何を発信しているか以上に、
あなたがどう生きているかは、意外と伝わっています。
だから発信力を磨きたいなら、文章だけを磨くのではなく、自分自身も磨き続けたい。
一番強い発信媒体は、Instagramでも、Threadsでも、noteでも、YouTubeでもありません。
自分自身です。
だから僕は思います。
発信力は、生き方が10割です。
