見出し画像

2801 キッコーマン 本決算 株主優待

 株主優待で保有のひとつ。半年以上の継続保有条件があるので、株主には継続保有をしてほしい意思が伝わります

2025年度 決算説明会資料より

 本決算と中期経営計画が出ましたので、今後の機会とリスクを見ていきたいと思います。
 まず、海外しょうゆ事業(特に北米・欧州)や国内の豆乳事業において、これまで積み上げてきた成長トレンドを維持し、増収してます。

2025年度 決算説明会資料より

 特に北米のウェイトが大きいことが分かりますね。既にしょうゆ需要にこたえるために2つ工場があります。生産から販売まで北米内で対応できる。つまり、2025年4月に発表されたトランプ関税の影響を受けないか体制が築かれていました。そんな中、北米のしょうゆ需要をとりに第3工場が立ち上がろうとしてます。
所在地 : ウィスコンシン州ジェファーソン郡
出荷開始時期 : 2026年9月(予定)

2025年度 決算説明会資料より

 設備投資は中計期間ずっと続き、今期(2027年3月期)予想で、国内201億円、海外406億円と前年より大幅UPです。特に国内に関しては、しょうゆ 生産設備食品 生産設備豆乳 生産設備と、国内需要をとるき満々ですね

2025年度 決算説明会資料より

 中計で事前に示されていた、投資リターンを見極めたうえで設備投資は積極的に行う。  これを有言実行していることが分かります。

2025年度 決算説明会資料より

 企業側のWACC認識は5.9%~7.1%と推移しており、直近 6.5% 本決算資料をベースに手前みそで計算してみました。
前提条件は下記のとおり
リスクフリーレート 3.0%
β 0.07(yahoo!finace) β 0.58(バフェット・コード)
リスクプレミアム 5.0%

2025年度 決算説明会資料より
yahoo!finaceで β を参照


バフェット・コードで β を参照

yahoo!finace 計算でCAPM 3.35%
バフェット・コード 計算でCAPM 5.9%
となりました。ここからWACC(加重平均資本コスト)の計算すると
yahoo!finace 計算でWACC 3.22%
バフェット・コード 計算でWACC 5.51%
となりました。上記は、あくまでも私の認識です。正確では無い可能性があります。

 β 0.08 での計算ではWACCが低すぎる印象なので、私は 5.51% で判断し企業側が出してる数字と比較しても、過少に小さくしてる印象は無い。ROE、ROICについても、証券口座や株式情報サイトから得られる数字と比較して乖離してないので問題ないと思っています。なので、中計の目標は、無茶でないですね。

2025年度 決算説明会資料より

今後の機会とリスクについて

 中計のとおり、「売上成長 年平均5%以上」「事業利益率10%以上」「ROE12%以上」という2027年度目標に向けた取り組みは継続しつつ、北米の第3工場の稼働により、下期からの成長率に期待。国内は豆乳などの製品を2026年9月から価格改定され収益性に期待。
 リスクは、国内・海外ともに原材料費の高騰、地政学リスク(中東情勢)の影響で物流費・燃料費の高騰、大規模な設備投資が続いたので減価償却費による利益圧迫&キャッシュフローでしょうか? ただ、設備投資しなきゃ企業価値向上に繋がらないから必要と私は考えてます。いっときの見栄えの悪さでしょうか。
 という感じで終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

ここの考えや見解は、投資助言を行うことを目的とするものではありません。
ここで取り上げる株式指数、投資信託、ファンド、ETF、個別銘柄、有価証券について推奨するものではありません。
金融商品への投資はリスクを伴います。投資の判断はご自身で行うようお願いいたします。