家族旅行、最大の難関は目的地選びである。
9月のシルバーウィーク。
今年は2日休暇を取得すれば、大型連休になる。
いつも何かしら仕事があったりして、ここ数年、なかなか大型連休を取れなかった。
今の部署は最古参。今年くらい取ってもいいですよね。
休息はいつでもできる。
せっかくの9連休だから、非日常に触れて人生が少し動くような旅をしたい。
けれど日本はどこにいっても暑い。
山に避暑したいと思ったら熊。
子どもたちも大きくなってきた。
今、家族4人とも英語を勉強している。
海外⋯?
今までは、まるこの適応力、まるおの忍耐力では難しいだろうと、海外なんて選択肢にならなかった。
いつも車中泊かキャンプ泊にして節約してきた我が家。
しかし、まるこが今年12歳になれば、旅行費用がさらにあがる。
中学受験もやめた。時間はある。
中学生になれば部活やら友達やらで家族旅行なんて行かなくなるかもしれない。
今なら子どもたちの記憶にも残せる。
円安安安ではあるが、今だからこそできることがある。
今こそ貯金をはたく時…!
決めた。家族初海外だっっ!
🏄️🌊
で。どこへ行く?
ottoはかつて住んでいたロンドンに行きたそうだが、時差が大きい。
睡眠不足でまるこ&まるおの不機嫌が発動したら、ただの苦行になりそうである。
時差が少ない涼しいところ…
といったら南半球だ。
まるこの英語の先生はオーストラリア留学経験あり。
いろいろ聞けるのは大きい。
オーストラリアに軍配があがった。
やりたいことをイメージしてみる。
朝、水辺で散歩
カフェでコーヒー
まるおとキャッチボール
子どもたちが遊んでいる横で本を読む
スーパーで買い物して、アパートメントで朝ごはんや簡単な夕食
観光より「暮らすように旅する」
1日くらい、大自然の散策
AIに相談して、都市を絞る。
シドニー+ケアンズ、これでいこう。
そう決めて航空券をサーチ。
…たっっっか(高)!!💴
無理無理無理二都市周遊無理。
貯金はたいてやる!という最初の勢いは薄れ、予算という現実を突きつけられる。
改めて比較検討。
ケアンズ:ザ・観光。大自然。
シドニー:フィットしそうだけど物価が高いらしい。
ブリスベン+ゴールドコースト:自然と街のバランスがほどよい。
英語の先生の留学地でもあるブリスベン&ゴールドコーストを選んだ。
航空券検索。一体いくらになるのか。
ブリスベン‐成田往復、これなら何とか行けるかというのをピックアップ。
1日違うだけで何万円も変わる。
すべてが判断の連続である。
otto&まるこに相談した。
otto「やっぱオーストラリアなの?ロンドンは?」
まるこ「(行くかどうか)どっちでもいい」
あれ?足並み揃ってない。
ottoの気が進まない&まるこがどっちでもいいと言う場所に、大金をはたいて行こうとしてるのか?
何のために?
判断が揺れる。
ちょっと、も一回整理しよう。
「えっと、ottoはなんでロンドンがいいの?」
otto「家族で初海外なら、勝手がわかるロンドンがいい。ロンドンなら日本と車線も一緒だし、休憩する場所も子どもが好きそうな場所もすぐわかって、調べる負荷がないから」
なるほど。
海外では、英語もできない地図も強くないわたしは戦力不足。
ottoの意向尊重>時差ボケリスク かもしれない。
「時差ボケの不機嫌はレンタカー移動すればいいかもね。わかった。ロンドンにしよう!」
まるこ「時差ボケやだー!!」
とりあえず航空券検索っと。
…たっっっか(高)!!💴💴💴
無理無理無理ロンドン絶対無理。
ブリスベンよりずっと高かった。
安く抑えるなら中国経由便しかない。
それこそ子どもたちがぐずり出しそう。
もはや海外にこだわらなくていい気がしてきた。
涼しい北海道を思い切り回る旅も悪くない。
「金額高くてとても無理だ。涼しいところってことで北海道周遊にしようか」
一度海外航空券の金額を目にすると、国内でパーンとお金を使ってもいいやという気分になってくる。
いつも数千円を節約しようとしてるのに。
「オーストラリアか北海道か、どっちか選んで」
otto「オーストラリア」
かくして渡航先がやっと決まったのだった。
調べたら、車線も日本と同じだった。
まるお「全然希望聞かれてないんだけど〜」
すまん。君はどこでもそれなりに適応できるから、決まったところについてきてくれ。
すでに世界を少し旅した気分である。
まだ航空券も買っていない。
