We Love Python (1) ~Python新バージョンの導入と環境構築
最新バージョン3.13.0を入れる
9月にリリースされたばかりのPython最新バージョン3.13.0を改めて導入してみます。
以前、環境構築で細かいことを書いたが、いったん忘れて今回はインストーラをダウンロード・インストール。
★ここでもWindows環境を前提にしています。
こちらからWindows installer (64bit)を選択。
早速実行。下の「Add python exe to PATH」にチェックを入れてから「Install Now」をクリック。

インストールは、一般ユーザー権限で実行するでOKです!(管理者権限不要)
自宅ユーザーは自分のWindows Account で。会社ユーザーは自分のアカウント配下で実行しましょう。(★くれぐれも職場のシステム管理者、上長の許可を必ず得てから実施してください)
上のオプションで「Install Now」とすると、自分のユーザープロファイル(C:\Users\myaccount\ … )配下にPythonがインストールされる。結構分かりずらい場所だが、今は気にしないでOKです。
今回は「Customize Instaalation」はスルーでOK。
インストールが完了したら、いったんWindowsをサインアウト→サインイン。インストーラの「Add python.exe to PATH」設定を有効にするための操作です。
これでコマンドプロンプトからpythonが実行可能になりました。
コマンドプロンプトからPATHを確認してみましょう。
下で色付けてあるところがPythonのPATHです。

ここからPythonの開発を始めてもいいのですが、今回ぜひ押さえておきたいところがあります。
仮想環境の作成
はて、突然何のことか?
具体的に、アプリを開発・出荷する場面を想像しましょう。一人で一台の開発マシン、複数のアプリを作成するとき、それぞれの言語バージョン、使用ライブラリをアプリごとに分けておき、配布時もアプリ単位でビルドします。
一般に開発アプリ単位の区画をプロジェクトといいます。Visual Studio などでお仕事している人にはおなじみの概念かと思います。
Pythonではまずプロジェクトフォルダを作成し、配下に仮想環境を作成します。
習うより慣れろ、で実際に作ってみます。まずプロジェクトフォルダの作成です。
ここでは、ユーザープロファイル直下にpythonというフォルダをつくり、ここに複数プロジェクトを並べていこうと思います。
すでに先日作ってみた「test」というプロジェクトがあります。

ここに「myapp」というプロジェクトを追加します。ここから先はコマンドプロンプトで作業します。
自分のプロジェクトを作成したいところへいき、mkdir myapp; cd myapp
とします。ここで、Python付属のvenv というツールで仮想環境を作成していきます。
c:\>cd users\yoshi
c:\Users\yoshi>mkdir myapp
c:\Users\yoshi>cd myapp
c:\Users\yoshi\myapp>python -m venv my_venv4行目の「python -m venv my_venv」を実行すると、数秒またされて「my_venv」という仮想環境が作成されました。
次に、実際に仮想環境を有効にしてみます。
c:\Users\yoshi\myapp>.\my_venv\Scripts\activateプロンプトが以下のような表示に変わったと思います。これで、仮想環境my_venv配下でのPython開発ができるようになりました。

my_venv にはpython 以外の外部ライブラリは何も入っていないので、必要に応じてpip コマンド(ライブラリ管理コマンド)で入れていきます。今どんな外部ライブラリが入っているかは「pip freeze」で確認できます。

とりあえずjupyter labを入れましょうか。Jupyter Notebook の進化版開発環境です。


pip の新しいバージョンが出ているよ、とpipさんが教えてくれたので、言う通りにしました。緑色でコマンドが表示されているのでコピペします。

「pip freeze」を実行すると、ぎょうさんライブラリが入っています。皆Jupyter labが使用しているライブラリたちですね。


「jupyter lab」と打ち込むときちんとJupyter Labが起動します。

先ほどのコマンドプロンプトですが、裏で色々お仕事をしています。
そりゃたくさんライブラリが必要なわけだ。ローカルでWebサーバを立ち上げて動きますからね。
いったんJupyter Labを終了し、コマンドプロンプトに戻ります。↑お行儀悪すぎるので修正。
行儀悪いですが、Ctrl-Cで強制終了。
Jupyterlabを終わるには、「ファイル」メニュー一番下のの「シャットダウン」をクリック。

「シャットダウンの確認」ポップアップがあがるので赤い「シャットダウン」を押します。

正しくシャットダウンされました。


先ほど立ち上げたコマンドプロンプトに戻り、Jupyter Lab から正常に抜けたことがわかります。
「deactivate」を実行すると、仮想環境my_venv から抜けます。

これでアプリ開発の準備がほぼ整いました。次回からこの環境で簡単なアプリを作っていきます。
ここからのライブラリを扱う知識がゼロなので、結構茨の道の予感。
仮想環境まとめ
コマンドプロンプト上で作成済みの仮想環境の操作
仮想環境を作成する:C:\project_dir> python -m venv [仮想環境名}
仮想環境に入る:C:\project_dir> .\[仮想環境名]\Scripts\activate
仮想環境から出る:> deactivate
なんで入るときだけフルパスなん?というと、activate実行後PATHなどをあんじょう設定してくれるのかな?と思います。仕組みの解剖は省略します。
なお、ライブラリは仮想環境ごとに入れていく必要があります。Jupyter Labも例外ではありません。なんとか仮想環境ごとひとつのJupyter Labで管理したい気がする。
ではまた!
