慌て者〜夢遊病との闘い〜

いま、夜中の三時。
きょうは、昼間の三時にメンタルクリニックに通う予定だ。

目が覚めたら時計は二時を示していて、慌ててシャワーを浴びた。
遅れる旨を電話で伝えておいた方がいいな、とリビングへ。

「あれ? 暗い。まさか夜中の二時?」

たまたまむちゅめちゃんが夜更かししていたので、「いまって夜中だよね」

「そうだよ〜」

そうだよ〜じゃなくて、止めてくれや。

冷ややかなむちゅめちゃんを横目にまたパジャマに着替え、ベッドにどぼん! 

ねこも尻尾をぶっ太くし「なになになに?」と興奮している。

「落ち着け、ねこ。落ち着け、わたし」

きのうはきのうで、こんなLINEを送っていた。やはり夜中の三時

全部で六ぴき送っていた。

送られた方は(兄)寝ていて朝に気づいたようだ。
夢遊病だと知っているからとくにコメントはない。

兄の頭はそんなことよりCSに向いており、才木やサトテルでいっぱいなようで、返信はタイガースのことで溢れかえっていた。

わたしが、ひとりで騒いでいて、むちゅめちゃんには「よなよなポチっと買い物は止めようね」との進言。

じつはきのう、買った覚えのないワンピースが届いたのよねえ。こりゃ言えんわ。

夢遊病。どうしたら治るか先生に訊いてこよ。

そんなに周りに迷惑かけてるわけじゃないからね、

あー、お腹空いた。
といってなにか食べちゃうのもよくないのよね。
寝よ。

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