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debupinoko
点灯式
眠りの中で讃美歌がきこえた
ぼやけた人々の声
今日は季節がひとつ、進むらしい
教室の電灯の中で、詩が書けそうな気がして
ペンを持った
重いまぶたには夢のいくつかがあって
体が痺れてくるのは
昨日、良い気になって酒を飲んだから
一緒に飲んだ彼らは悪くない
僕の散文的日常がむくんでいる
讃美歌が止み、教室には教授の声
眼精疲労と、その奥にイルミネーションが光る
ただ、僕はまだ見ていないのだが
鼻の奥で冬の匂いがした
うすら翳る夕暮れの校舎に
誰もいないことが
本当であったかのように
煙草くさいコートが歩こうとする
さて、お前がいなくなって
どうやってこの冬を忍べばいいのか
どうやって、この冬を忍べばいいのか
ひもじい体が、途方に暮れている
