見出し画像

1作目から30年もの間ずっと命を狙われ続けているシドニーが不憫すぎる『スクリーム7』

【個人的な満足度】

2026年日本公開映画で面白かった順位:48/59
  ストーリー:★★★★☆
 キャラクター:★★★☆☆
     映像:★★★★☆
     音楽:★★★☆☆
映画館で観たい:★★★☆☆

【作品情報】

   原題:Scream 7
  製作年:2026年
  製作国:アメリカ
   配給:東和ピクチャーズ、東宝
 上映時間:114分
 ジャンル:ホラー
元ネタなど:映画『スクリーム』シリーズ(1996-)
公式サイト:https://towapictures.co.jp/movie/

【あらすじ】

※映画.comより引用。
過去の惨劇を生き延びてきたシドニー(ネーヴ・キャンベル)は、ようやく手にした平穏な生活を送っていた。
しかし、一本の電話をきっかけに再びゴーストフェイスによる事件が発生。
今回の標的はシドニーの娘にも及び、彼女は再び恐怖と向き合うことになる。

【感想】

スクリーム』シリーズ第7作目。
1作目が1996年(日本では1997年)に公開されてからちょうど30年!
意外と息の長いシリーズですよね。
日本では2022年の5作目と2023年の6作目が劇場公開されなかったので、劇場で観られるのは2011年の4作目以来15年ぶりなんですよ。
僕はもともとホラーが苦手でずっとこのシリーズを避けてきたんですが、「ここまで長く続くなら」と一念発起。
ここ2週間で過去作すべてを予習した上で、今回初めて映画館で最新作を鑑賞しました。
その上で率直に言わせてもらうと、「毎回同じことの繰り返しでよく30年ももたせられたな?!」ということです(笑)

<30年間、命を狙われ続けるシドニーの鋼のメンタル>

基本の構図はいつも通りです。
シドニー(ネーヴ・キャンベル)がゴーストフェイスのマスクを被った犯人に狙われ、彼女の身のまわりの人間が次々に殺されていくお決まりのパターン。
高校生だったシドニーも今や3人の子どもの母親ですよ。
一番上の子は1作目のときのシドニーと同じ高校生ですからね、時が経つのは早いなと。
そんなシドニーがなぜかこのタイミングで再び狙われ出し、今回は長女のテイタム(イザベル・メイ)やその友達までもが巻き込まれるハメに。

いやもう、本当にシドニーが不憫でなりませんよ。
唯一、6作目だけギャラ問題でシドニー演じるネーヴ・キャンベルが降板してしまったので不在でしたが、それ以外はずっとシドニーは命を狙われ続けてきたわけじゃないですか。
ゴーストフェイスはただの被り物なので、毎回犯人は異なるんですが、だからこそ、こんなに多くの人に狙われるシドニーの不運ったらないですよね。
元をたどれば、すべて彼女の母親、そして若い頃の彼女を弄んだ映画プロデューサーのジョン・ミルトン(ランス・ヘンリクセン、3作目に登場)のせいなんですけど。
普通ならとっくに精神を病んで引きこもってもおかしくないのに、正気を保って立ち向かうシドニーのメンタルが強すぎます、、、!

<犯人の設定が粗すぎ?>

人が次々とナイフでメッタ刺しにされるだけなので、正直、ストーリー性はあまりないですが、「犯人は誰なのか」、「いつどこで襲ってくるのか」というスリルと恐怖だけは毎回ヒヤヒヤするので、アトラクションのような映画だとは思います。

そうやって人をメッタ刺しにする犯人は、3作目以外、必ず二人組でそれは今回も変わりません。
が、本作に限ってはちょっと設定が粗いなと思いました。
毎回、なんとなくの勘でひとりは当てられたんですよ。
シドニーの身近に「コイツ怪しいな」ってのがいたから。
もうひとりは最後までわからなかったので、ラストで正体を明かされて「おまえか~」なんて思ってましたけど。

ところが、今回はひとり目から予想が悉く外れました。
なぜなら、シドニーの身近な人物ではあるんですが、これまでのようにシドニーと四六時中いっしょにいる人物ではなかったので候補にしていなかったからなんですよね。
で、もうひとりはまったく無関係の人だったので、「そりゃわからんわ」って。
そんなんだから、動機が今まで以上に後付け感満載でふわっとしすぎていたので腑に落ちませんでした。
過去作のように復讐がメインだったらまだわかるんですけどね。

<原点回帰ではあったけど、やっぱり観たかったサムとタラ>

個人的に残念だったのは、5作目6作目に出ていたサム(メリッサ・バレラ)とタラ(ジェナ・オルテガ)の姉妹が出ていなかったことです。
彼女たちがその両作における主人公的な扱いで、5作目にはシドニーも出ていたんですけど、そこでの彼女は一歩引いた形でサムとタラを支える役まわりになっていて、新旧キャストの交差がすごくエモかったんですよね。
今回は再びシドニーが主人公になったことで原点回帰という感じはありましたが、ミンディ(ジャスミン・サヴォイ・ブラウン)とチャド(メイソン・グッティング)が出ているなら、サムとタラも出してほしかったですね。

<そんなわけで>

シリーズ最新作でしたが、相変わらずやってることは同じで、ある意味、安定感ある作品ではありました。
そこまでグロい描写があるわけでもないので、お化け屋敷感覚で観るのにちょうどいいかもしれません。
個人的には、テイタムの友達役で出ていたマッケンナ・グレイスが「大麻クッキーあるよ」ってセリフを言っていたのがちょっとショックでした。
あんなにかわいかった子役がそんなセリフを吐くなんて(笑)

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集