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【鶴田美人】勉強させて頂きます。

絵において最も大切なものの1つは「整合性」だと考えています。
女性キャラクターをより美しく描くことはもちろん、背景やモブに至るまで統一感を保ち、その精度を高めながら、今年も正しく成長していきたい。そんな私のエゴとも言えるこだわりを、確実に形にするためには、やはり明確なお手本となる絵が必要です。

私より上手な絵の見本は数えきれないほど存在します。その中で数多く見てきた末に、「これだ」と強く感じたのが、鶴田一郎氏が描く、いわゆる「鶴田美人」と呼ばれる画法でした。

この画法の大きな特徴は、できる限り「線や面の数を少なくする」という思想にあります。さらに印象的なのは、線を黒ではなく、薄い金色のような淡い色で表現している点です。線そのものの主張を抑えることで、画面全体が洗練され、情報量が自然と整理されています。

これを漫画に応用するなら、輪郭線をすべて実線で描く必要はなく、局所的にトーンの線を使ったり、白で描いたり、破線を取り入れたりする表現も十分に成立するのではないかと考えています。
線を減らし、線の在り方を変えることで、塗りつぶし部分の面積が増えるので、作画スピードと完成度の両立が可能になる――その可能性を強く感じています。(去年の私とは真逆の発想ですね。)

正直なところ、今の私の描き方では、スピード的に週刊連載はおろか月刊連載ですら危ういのが現状です。「早く描き、なおかつ上手くなる」。そんな一見わがままで、不可能にも思える目標を実現するには、自分自身の成長以外に道はありません。そして、間違った方向への成長は、ただ時間を浪費するだけです。

今、本当に必要な成長とは、この画法を漫画表現の技法として落とし込むこと。具体的な絵の目標と明確な指針が、ようやく定まりました。
これが実現できれば、女性キャラクターに限らず、背景やモブを含めた全体の整合性が取れ、画風そのものが唯一無二のものになる――私はそう予測しています。


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