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😿犠牲者の少年の声を拾ってみた。

昔も今も、本能寺の変を語るとき、
「明智光秀は女子供を逃がすよう命じた優しい人物だった」
と言われることがあります。(例:某遠縁戚明智子孫の小説・漫画など)

その一方で、比叡山を焼き討ちした信長ばかりが、まるで悪魔のように語られる。けれど、私はその風潮に強い違和感を覚えます。
正直に言えば、ふざけるなと思うのです。

そもそも、比叡山焼き討ちの立案には明智光秀が関わっていた、という見解も根強くあります。
さらに本能寺の変においても、すべての兵が命令通りに動いたわけではありません。命令に背く足軽は数多くいたはずです。

あの時代、女子供が無事でいられる保証などどこにもありませんでした。
蹂躙され、たとえ命を落とさずとも、奴隷として売られていく――
そんな悲惨さが現実としてあった時代です。

それなのに、そうした残酷な現実には触れず、
都合のよい部分だけを取り上げて、歴史を美しく塗り替えてしまう。
私が何より気に食わないのは、その姿勢です。

だからこそ私は、描きたいのです。
本能寺の変の陰で、声を上げることもできなかった者たちの悲しみを。
とりわけ、あの時代を生きた少年の、あまりにも痛ましい過去を。
言葉だけでは届かないその哀しみを、私は絵で伝えたいのです。

それを、その少年の無念の思いを創造して、この1コマに描いた私であった。


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