#4グラーツオープン選手権2025 その3
この投稿では、今大会の自分のパフォーマンスを振り返って、良かったところ、今後取り組むところをまとめようと思います。特に、純粋な雀力そのものだけでなく、その周囲にある、パフォーマンスに影響する要素について考えたいと思います。
[良かったところ]
良かったところは、「集中力とほどよい緊張感」でした。
集中力に関しては、はじめてのこのような大会ということもあり、またウィーンから離れた街でのイベントということもあり、前日から当日、第一試合に臨む過程で、非常に良い集中力を引き出せたと思いました。
オンラインで打つことが多い中での久し振りに牌を握って、それも各国の知らない選手との対戦ということで、新鮮味も高く、牌を握る嬉しさ、楽しさもひとしおでした。オンラインと違って、選手の仕草、表情、呼吸、牌の整理など、一挙手一投足を認知できるため、そういった情報もキャッチするよう集中力を出せたことが良かったです。
反対に、自分は仕草、表情、呼吸、牌の整理などによる情報を相手に一切与えないように努めました。
緊張感に関しては、過度に緊張することもなく、といって気負うこともなく、自然体で臨めたと思います。程よい緊張感というのは、その人のパフォーマンスを最大化してくれるものだと思う(緊張しすぎていても、しなさすぎていてもいけない)のですが、最適な緊張感で試合に臨めたと思います。
このバランスをうまく保てなかった局や試合で、やはり成績が悪かったので、この点に関しては重要なポイントだと思い、下でもう少し書いてみようと思います。
[改善すべきところ]
一方で、これに関連して、今後改善すべき点は、「食事」でした。
今回一日目の昼食がオーストリア料理、二日目が中華だったのですが、両日とも炭水化物主体の食事で、食べ過ぎないように気をつけたものの、どうしても昼食後最初の半荘は集中力が落ちてしまいました。
結果を見ても、両日とも昼食直後の半荘は3位、2位(ただしオーラスの奇跡で4位からの2位)。内容も、Lukas選手に倍満を振り込んでしまった回は、序盤から捨て牌に注目していれば防げた放縦だったと思いますし、注意力が低下したことから自分の手だけに注意がいってしまい相手の攻撃に対する準備が遅れたということがありました。
逆にいうと、昼食後は皆の注意力が低下するチャンスということなので、うまく最適な状態で後半に臨むことができれば、相手のミスにつけこむことができるとも言えます。
たんぱく質主体の食事を少量とり、水分やカフェインを適度にとって、午後の部に臨むようにしていきたいと思います。
[パフォーマンスに関する考察]
これらの振り返りを踏まえると、純粋な麻雀の技術だけでなく、自分の頭や体のコンディションが、雀力に大きく影響することが改めて実感できました。
これは、麻雀だけでなく、スポーツ、仕事、人との付き合い、全てのことに関して言えることなので、改めて意識していきたいです。
睡眠や食事などを最適にとること、集中して試合に臨むことで、頭や体がスッキリして、その人の最大のパフォーマンスが発揮できます。
さらにいえば、椅子の座り心地、部屋の暑さ・寒さ(自分の服装)、照明…そういった点も全て少しずつ影響します。
また、油断、過信、極度の緊張、といったメンタル的な要素もこれに絡んできます。
逆に睡眠不足だったり、満腹だったり、何かに気が散っている状態だったり、少し寒かったり、または自分の力を過信しているという状態で試合に臨むと、その分自分の集中の容量が減ってしまい、最大限の出力が出せなくなります。
さらに、半荘を8回も打つ場合には、この集中力だけでなく、それを継続する継続力も必要になります。
従い、次の大会では、以下のようなことに心がけようと思います。
・前日の睡眠
・当日の朝食…食べ過ぎない、目を覚ます
・当日の昼食…食べ過ぎない、炭水化物を取り過ぎない
・前日から当日まで集中力を高めていく
・暑さ寒さに対応できる服を準備していく
・クッションをもっていく
自分の最大出力を最大化し、かつそれが大会期間中可能な限り長く保つ。
麻雀以外のところにも成績に影響を与える要素がかなりあるということを学んだ大会でした。
次の大会も、連覇を目指して頑張ります!
