バシャール、謎が深まる
もともとスピリチュアルな分野には興味があった。そんな中で「バシャール」という存在を知り、本を読んでみることにした。
読み進めるうちに、まず戸惑ったのは「自分という存在」がよくわからなくなってきたことだ。当たり前だと思っていた「私」というものの輪郭が、少しずつぼやけていくような感覚。
自分だと思っている自分が、実は自分ではなくて、本当の自分は別に存在している。そう考えると、面白くもあり、同時に混乱もする。自分はいったい何なのだろう?
バシャールの教えを一言でまとめるなら、「とにかくワクワクしていればいい」ということなのだろうか。そのシンプルさに惹かれて、読んでいる間、自分自身もだんだんワクワクしてきた。
でも同時に、かなり難解な部分もあって、正直なところ頭が混乱することも多かった。理解できたと思った瞬間に、また新しい問いが浮かんでくる。
そしてもうひとつ驚いたのは、目の前の現象はすべて自分が創造したものだということだ。今見えているこの景色も、吹く風も、目の前の人も、起きている出来事のひとつひとつも、すべて自分という存在から生み出されている。そう言われても、正直まだ腑に落ちていない。でも、そう考えるだけで、当たり前だと思っていた日常が、急に不思議で、少し愛おしいものに変わってくる気もする。
そもそも、バシャールとは一体何なのか。どういう存在なのか。読めば読むほど、答えに近づくどころか、謎はますます深まっていく気がする。
本の中では、地球はこれから大きな変化を迎える、というより、まさに今この瞬間も変化の真っ只中にいる、と語られている。そして私たちには、何億もの「パラレルリアリティ」が同時に存在しているのだという。
正直、理解しきれていない部分は多い。それでも、この「わからなさ」も含めて、実に興味深いと感じている。
バシャール、知れたことも必然なのか…。
