「人生は1冊の問題集」
「人生は1冊の問題集である。」
とは、正しく至言だ。
人生修行の歳月を重ねるほどに、その意味を重く感じる。
すべては、自分自身が心にまいた種と、その育て方に原因がある。
また、自分自身と他者との関わり方、自分と自分を取り巻く世界との関係を、どう考え、どう行動していくかにある。
自分の努力で、自分の人生の問題集が解ける、という考え方が、縁起の理法を信じる立場だ。
何を善と見、
何を悪と見るか。
どのような行為を、
仏意にかなっていると考え、
どのような行為を、
悪魔の所行だと思うか。
あなたは日々、
選択と決断を迫られている。
その答えの集積が、
あなたの人生の総決算である。
あなたは、来世の採点結果を、
運命ではなく、自分の努力点であると、
静かに受け入れる心境を持たねばならない。
【感想・気づき】

良い種を蒔けば、良い結果がやってきて、
悪い種を蒔けば、悪い結果がやってくる。
蒔いた種は自分で刈り取らなければならない。
仏教の教えの中でも、有名な「原因・結果の法則」になります。
この考え方でいくと、「人生において成功するも失敗するも、自分自身の努力によるものである」となります。
少し厳しい言い方にはなりますが、
成功できなかったことを、自分は全く悪いと思わず、他人や周りの環境のせいにして生き続けると言うのは、やはり「自己中」になってしまうのだと思います。
人生にはいろんな苦難困難が訪れて、自分の思うようにいかないことも多いけれども、それでもその中から何かを学び、這いつくばってでも努力をして道を切り開いていく。
そういうハングリー精神を持った方もいらっしゃいます。
もしご自身に才能があるにもかかわらず、「芽が出せなかった。成功できなかった」と感じているならば、後悔すべきは、自分の才能を発揮するための「努力の方向性が上手く行かなかったこと」ではないでしょうか。
「人よりも自信がある」「ポテンシャルがある」と感じている能力があるならば、それをどう世の中に役立てていくか。
そこをプランニングしていくことも、自分の力になっていきます。
もしある分野の力が弱いために成功できなかったのであれば、自分の苦手な分野を補ってくれる人と一緒に仕事をしてみるなど、立て直す方法を考えることもできます。
もしくは、「明らかに実力不足で失敗した」と言うのであれば、自分の身の丈を知って、自分のできる範囲内での小さな成功体験を積んでいく。
ある程度の自信を積み重ねることを知る。
そして、自分のできる範囲での成功を収めたところに、幸福を見出していくのが、人生と言うものではないでしょうか。
成功したと思う。
失敗したと思う。
自分の人生についてどう思うかは、結局自分自身です。
自分の周りの大切な人々を幸せにすることができた。
それだけでも人生においては成功と言えるかもしれません。
逆に、社会的に大きな成功を収めたとしても、身近な大切な人を失ったり、幸せにできなかったという後悔が残る人もいると思います。
自分が人生を振り返る時、どのような立ち位置になるのか。
人それぞれかと思いますが、何に重きを置いて何を捨てて何を選択してきたか。
それによって皆さんの今の置かれた環境が現れてきているのだと思います。
「人生は1冊の問題集」という言葉が心に染みるようになるのは、歳をとって、ある程度の年齢を重ねてからだとも言われています。
自分の人生の中で起きてきた問題集を果たして上手に解くことができたのか。
「選択」と「決断」を迫られた時に、ベストの選択でなかったとしても、よりベターの選択ができたのか。
そうしたところを今一度考えてみて、今からでもやり直しが効くというものがあるならば、再チャレンジするのもよし。
今までの自分の人生に満足しているのであれば、今までの成功はそのままにまた新たな形での成功をチャレンジしてみるのもよし。
人生というのは生きている限り、無限に広がっていくものです。
だからこそ、死ぬまでチャレンジし続けられるような自分でありたいな、と私は思っています。
皆さんはいかがでしょうか?
辛い時、悩み苦しんでいる時には、
「人生は1冊の問題集。」
この言葉を思い出してみてください。
今の自分に必要な問題集が与えられているきているんだな。
この問題集を解かずしては自分は次なる一歩を進めることができないんだな。
このように捉えて、前向きに進んでいけたら嬉しいなと思います。
この考え方が、皆さんの明るい未来を切り開く一助となりますように。
最後までご覧くださり、誠にありがとうございました。
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