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【高島回顧録】鈎の話・極太アジ

常用しているイサキ鈎が、時として品切れになる事があります。とりわけ「ザ・ボックス」と名付けられた徳用サイズは、瀬戸内海では需要が少ないらしく、店長さんと相談することもしばしば。

同じ瀬戸内海でも四国、宇和海、豊後水道へ寄っていくとイサキは対象魚になりますが、そのほとんどは船釣り。磯からイサキが狙えるのは、限られた地域・場所だけのよう。

山口県側では、離島の磯で釣る場所は各所にあります。釣りものの多くは真鯛、またはブリ(ハマチ)。幼魚のヤズなら、いくつかのメジャーな堤防から狙うこともできます。しかし対馬暖流のヒラマサは居ません。

四国、佐田岬の先が豊後水道、その南側は宇和海。対岸は関ブランドで有名な佐賀関なので、関アジ、関サバ、関イサキは市場でもよく見かけます。

釣りものと仕掛けや道具は連動しているので、やはりイサキ用の鈎は珍しいもの。一方で、瀬戸内海でもアジ釣りは結構な大物が期待できます。もっとも船釣りの対象ではありますが、40センチを超えるマアジ、マサバが捕れます。

そんな背景から、釣具店へ行くと派手なパッケージで売られていたのが「極太(ごんぶと)アジ」。イサキ鈎が見当たらなかったときに買ってみましたが、『んー』正直なところイサキ鈎と何が違うのか。

具に見比べると、がまかつお得意の、ちもとのV型溝「ブイ・ヘッド」。イサキ鈎と同じようなリブ状の軸「胴打ち」、それに「先打ち」、針先の返しを強靱にするため、針先だけを鍛錬する加工だそうです。

キャッチコピーにある「くわせサビキに最適」がどんな仕掛けを指しているのは、ちょっと解らないのですが、まあ、良いとして。

それで9本入りの実勢価格210円、1本が23.33円(約15年前)。現在、さる通販サイトでは8本入りが327円で1本単価は40円以上。気負い無く消費するには、ちょっと高価に過ぎます。

道具はすべからく、できるだけ上位、高性能な品物を使いたいところ。マグレ当たりだろうと何だろうと、その獲物が一生に一度のチャンスかも知れないと思ったら、道具をケチって捕り損なうことだけは回避したい。(笑)

しかし、そうは云ったって20円を躊躇無く捨てるほど裕福なワケでもなく、このアジ鈎は見学にしておくものとして納得。

まあ、買っておいて使わないほうが、ずっと勿体ないのですが。

いま調べてみると、がまかつのホームページに「生産終了」とありました。

極太アジ

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山口県岩国市の洋服屋フジタです。メンズファッションの創生期にVANショップとして、アイビーファッションの真ん中を歩んできました。デフレファッション、ファストファッションが主流になって久しいこの業界で生き残る本物の男ファッションとは何だろうか。たんなる昔話ではなく、温故知新の傍らでnoteを綴ってみます。高島のヒラマサカゴ釣り、ヒストリックカー道楽も。

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