卵のパックと、小さな「わざと」の幸せ
ここドイツで卵のパックを開けると、たまに鶏の羽がついた卵が入っています。
日本ではあまり見かけない光景なので、最初に見つけたときは「あ、ラッキー!」と、なんだかちょっと幸せな気持ちになりました(単純ですよね)。

でもいつだったか、「あれはあえて残されている演出(アピール)なんだよ」という話を耳にして、ちょっとショックを受けたのを覚えています。
それ以来、羽を見つけるたびに「あ、今日もわざと入ってるね…」と心の中で一言呟くようになってしまいました。

でも、たとえ仕掛けられたラッキーだとしても。ないよりはある方が、やっぱり今でも少しだけ嬉しい気持ちになります。
別にこれといったオチがあるわけではないのだけれど。卵のパックを見るたびに、私はこの小さな羽のエピソードをふと思い出してしまうのです。
