晴海フラッグの中国人・民泊問題
⒈ 晴海フラッグの雰囲気
1)中国人居住者
確かに中国人の居住者は多い。私の住んでいる棟にも中国人家族が居住している。その比率は世間で噂されているほどではないと思うが、少なくとも複数の家族が住んでいる。また、街を歩くと不動産業者に案内された転売住戸の内覧者らしき人たちに出会うが、多くが中国人だ。晴海フラッグの転売住戸は坪単価5−600万円と他の晴海、勝どきエリアのタワーマンションと比較すると割安だと思うが、それでも億を超えると普通の日本人にはなかなか手が出せない。
しかし、この傾向は晴海フラッグにとどまらない。私が、縁あって建替に、そして、2023年9月に竣工後も理事長として関わっている浜松町にあるマンションでも転売住戸の購入者の50%は中国人である。また、私のウオーキングコースである他の晴海地区、勝どき地区でも同様に中国人を見ることが多い。中国人居住者の増加は湾岸地域のタワーマンションに共通する傾向なのだろう。
もちろん、中国人だけではない。欧米系等の居住者も少なくない。
だからと言って住む上で迷惑に感じることは殆どは無い。中国人同士が大声で話し合う習慣があり、たまにうるさいなと思うぐらいだ。浜松町のマンションでも最初は管理費・修繕積立金の口座振替手続きが上手く行かず、滞納することはよくあるが、ネットで噂されているような管理費の支払いを拒否する中国人所有者はいない。
2)闇民泊問題
以前より民泊疑惑は晴海フラッグのみならず、広く湾岸地域で噂されていた。中国人のマンション所有が増えるに従い、民泊疑惑も増えているようだ。前述の浜松町のマンションの管理組合理事会でも何度か議題に上った。
晴海フラッグでも大きなスーツケースを持った旅行者を見かけるし、民泊旅行者を運ぶと言われている白タクもよく見かける。しかし、実際に民泊が行われていると言う確信は持てなかった。大きなスーツケースを持っていたとしても居住者が旅行から帰ってきたのかも知れないからだ。
「ある中国人が晴海フラッグに2住戸を所有し、それとは別に10戸の賃貸住戸を借り、12戸で民泊を運営している。」と言うYahoo!ニュースがあった。しかし、私はこのニュースには疑問を持っている。理由は下記の通り。
① もし、賃貸物件の所有者が自分の住戸が民泊に利用されているとなれば、規約違反であるとして、賃借契約を解消する事ができるはずである。もし、自分の住戸が民泊に利用されているとなれば、住戸が雑に扱われて、傷がつく可能性が高く誰も契約の継続を望まないだろうから。
② 賃料はおそらく、3−40万円だろう。民泊で高額な宿泊料を取れるとは思えず、清掃、リネン代を考えれば、とても採算が取れるとは思えない。
しかし、残念なことながら、6月初めにあるビレッジの地下の駐車場で白タクから降りてきた一行を見た時、これは民泊に違いないと確信した。理由は、彼らが、バングラディッシュ系の人種だったからだ。晴海フラッグにはいろいろな系統の外国人が住んでいるが、バングラディッシュ系の人たちは見た事がない。もちろん友人を訪ねてきたと言う可能性は否定できない。しかし、その時の雰囲気は友人を訪ねると言うものではなかった。もし、友人を訪ねたり、友人の紹介でゲストルームに宿泊するなら地下から荷物を持って入館することはあり得ない。
6月7日にはこれまであまり民泊問題が話題になっていないビレッジの管理組合からも「闇民泊に関する情報提供のお願い」というアンケート用紙が各居住者に配布された。いよいよ晴海フラッグ全体の問題として本格的にこの問題への取り組みが始まったようだ。それだけ民泊問題が目に余るようになってきたのだろう。
⒉ 晴海フラッグの取り組み
1)国際社会の形成
この湾岸地帯で我々がやらねばならないことは問題の多い中国人を排斥することではない。外国人居住者の増加は経済的合理性に適ったもので、止めることはできない。ならば、彼らを認め、習慣の違いをお互いに認めあい、新たな国際社会を形成することであろう。違う国の出身者がお互いを尊重し、共に、安定した、平穏な生活を送ることができる文化を創り上げることが肝要だ。異国の習慣を持つ人たちが共通のマナーを身につけて行けば、特定の国の人たちのマナーに目くじらを立てることも少なくなるだろう。
今から30−50年前、日本経済は急成長しており、多くの日本人が海外に進出し、各国で日本人居住地ができていた。我々も現在の中国人のように、海外で受け入れてもらってきた歴史があるのだ。
2)民泊問題への対応
私も経験上、理事会活動の重要性と大変さは身にしみて理解している。だから、晴海フラッグの管理組合の活動には敬意を感じている。管理組合が発足して1年程度経つのだろうか。初めは形式的な活動のように感じられたが、徐々にその活動の真剣さが伝わってくるようになった。特に民泊問題への取り組みに関しては、その熱量に感心している。もちろん、ビレッジにより民泊問題の取り組みに温度差があった。しかし、最も問題がないように見えたビレッジでも管理組合が動き出した。
民泊問題は晴海フラッグだけの問題ではなく、湾岸地帯の共通の問題であろう。しかし、晴海フラッグはその居住地の規模が大きく、それだけ問題が目立つのかも知れない。
しかし、私は決して晴海フラッグに住むことに失望していない。むしろ逆にこのニュータウンの将来性に大きな希望を持っている。民泊問題も住民が自ら解決し、より住み良い街に育ってゆくと信じている。
なぜなら、①住民が晴海フラッグに愛着を持っているから、住民のコミュニティー意識が非常に高い事。及び、②今年中には、タワーマンションの入居が始まり、居住人口は10,000人をはるかに超え、晴海フラッグコミュニティーは大きな政治力を持つことになるからだ。この人口は地方では立派な行政単位になるだけの規模なのだ。
実際に、晴海フラッグの住民は民泊問題に関して、都議会議員を動かし、また、国会議員、政府をも動かしつつある。シービレッジの管理組合は月島警察に訴え、民泊の疑いのある住戸に捜索を入れた。残念ながら期待した効果は上がらなかったようだが、十分抑止力の効果はあったのではないだろうか。このように晴海フラッグには他地域では想像できない団結力と大きな政治力がある。たとえ、解決まで多くの時間を要したとしても必ず解決策は見出せるだろう。
(私は上記ブログを書いた都議会議員を支持・応援しているわけではない。たまたま、タイミングよく、彼の民泊問題に関してのブログを目にしたので、参考までに引用させてもらった。)
以上
いいなと思ったら応援しよう!
あなたの応援が励みになります。