エイプリルフールじゃない日のウソとお詫び
4月1日。エイプリルフールの記事がnoteにもあふれると思ったのに、意外とそうでもなくて、拍子抜けした。
昔、「お坊さんだけ嘘をついていい日」と聞いたことがあるけれど、あれは俗説らしい。(普段嘘つかない人だから?特別とか何とか?)
私にとっての4月1日はポアソン・ダブリル(「4月の魚」の意味)を食べる日だ。
昔のフランスでは4月1日が新年だった。その名残で、新年を間違えた人をからかうために、「偽の贈り物や変なプレゼントを渡す」という遊びが広まった。
それが、現代では魚型のお菓子を贈る日に変容したと言われている。
今朝は早起きして、台所で小さな魚の形をしたパイを焼いた。
バターの匂いがゆっくり広がって、朝の空気と混ざる。
せっかくのエイプリルフールだから、「カロリーゼロ」と言って欲しいけれど、そうはいかないハイカロリーのそれを朝食に食べてから、
「そういえば、明日ポアソンダブダブの日だよね」
(ダブダブってなんやねん!)
と言った同僚の為にタッパーに詰めた。
雨の朝だけれど、すがすがしかった。
そして、もうひとつ思い出してしまった。
私がついてしまった嘘についてだ。
昨年12月、「日本酒と彼」が第2部を終える時、「4月から再開します」
と高らかに宣言した。その後も数回に渡りエッセイでそれに触れた気がする。
ところが、4月中に再開できる見込みがなくなった。
理由はひとつ。「愛してやまないビニール傘」が終わらないからだ。
手元には、おおよそ仕上がった22話までの原稿がすでにある。
書きながら、まだ終わりが見えてこない。
登場人物たちが、勝手に動き始めてしまった気がする。
だから、4月の再開は多分嘘になってしまう。
予測不可能な、うっかりついてしまった嘘。
「日本酒と彼」はもう書き終わっていて、出番を待っている。
13話で主人公はお花見をしている。
桜の時期を待っていたのに、追い越されることになるとは。
「来年の話をすると鬼が笑う」を体現してしまった。
日本酒と彼の続きを「楽しみにしていますね」と書いてくださった方がいる。
どうか、嘘でありませんように。
※写真は、同僚に届けた「ポアソン・ダブリル」です。
毎年、目玉の準備を忘れて、怖い感じになります。
魚というより怪魚?左手間の赤い丸がおめめのつもり。
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ありがとうございます。
note内循環に使いたいと思います♪