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地方ニュース

〜 manoの Life Goes On 30 言葉にもならないけれど徒然に〜


実をいえば、

昨日、地方ニュースで知人が事故で亡くなったと知った。

いまだに信じられなくて、呆然としている。
遺された奥様も知っている。
あまりにも突然の不幸な事故だ。
若すぎる早すぎる、、、そんな言葉では
全く追いつかない悲しみ。奥様の今を思うと胸が詰まる。

友人というにはおこがましい。
個人的なおつきあいはほぼなかったけれど、
情報紙の仕事で知り合って、30年近くのおつきあいがあった。
その方がご夫婦で営むレストランには、
私も家族で、度々寄せていただいた。
やがて、担当となって、たまにだけど、お店を紹介させていただいた。
料理の腕はバツグンで、
仕事に関しては、ほんとうに厳しく、温かく、面白く、
私より4歳ほど若いけれども、人柄も生き方も尊敬してやまない方だった。

息子が不登校だった中学時代を終え、
高校で調理を勉強していた頃、
親子でコースを食べに行ったことがある。
メインを選べる形式のコースで、
コースメインに、
息子は、それはそれは美味しい牛ステーキを出していただいたことがある。
(息子は牛肉が大好物だったので)
あいにく、牛は1人前しかなかったので、
私と夫は、それぞれ、魚とチキンにしたと思う。

息子は、その牛ステーキのあまりの美味しさににんまりしながら、
私と夫に、そのステーキを
青椒肉絲(チンジャオロース)くらいに細〜く切り分けて、
味わわせてくれたくらいだ。

シェフは、そんな息子の目を見ながら、
「いつか社会人になったら、自分の稼いだお金で食べに来てくれよ」
そう笑って話しかけてくれた。
調理師資格と栄養士資格をとれた息子は、
36歳の今、調理の道に進まず、サラリーマンになってしまったけれどね、
調理と栄養学を学んだ10代は、
息子の人生に活きているから、無駄じゃないだろう。

レストランのオーナーシェフだったけど、
なんでもする人で、
健脚で超人的な体力で、
ひとりで重機も操縦して、
山林を切り開き、ドッグランを造成したり、
貸別荘を始めたり、
事業家としても素晴らしい方だった。

諸事情でレストランを閉めてしまってからも、
その腕は錆びないので、
地域で料理教室の講師を頼まれたり、
出張シェフを請け負ったり、毎日忙しそうだった。
飲食業界のこともいつも気にかけていて、
たびたび、あちこちの飲食店で食事をされていた。
紙媒体の業界が厳しい昨今になっても、
納品中などに偶然出会わせると、
その度、いつも私のことも励ましてくださった。


ほんの1日前のSNSでも
ご友人とのBBQの楽しげな写真が上がっていたのに・・・。

なんというか、、、、
同じ時代を同じ空の下で生きてるだけで励みになるような、
そんな方
だった。


誰もが、いつかはその生命を終えるものだと頭ではわかっているけれど、
突然のお別れはやはり、儚すぎて、つらすぎて・・・


なんとなく思い描いていた明日から、

突然。

一緒にいるべき家族がいなくなってしまうあの、喪失感。


もう、もうね。なにも言えないんだ。言えないんだよ。


それでも、人生は続いていくんだ。
日々、大切に生きなくては、ね。


2025年12月3日 記








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