年末年始に一気読みしたいおすすめ漫画5選
はじめに
漫画を読むのが好きな人はきっと年末年始に漫画を一気読みしますよね!!
私もいくつか漫画を一気に読んじゃおうと思っています。
すでに何度も読んでる漫画をまた読み返そうか。。。
それとも未読漫画を大人買いして読んでしまうか。
悩むところではある。
いろんな漫画を読むにつれて、限られた時間でより良いと思える漫画を読みたいって思うようになりました。
もちろん、「こういう漫画好きじゃないなぁ」って感じてその感想を言い合うみたいなのも大好きなんですよ。
漫画好きな人って自分が好きじゃない漫画についても話すの好きな人多いですよね。
いろんな人といろんな漫画について話して、新しい漫画を発見したり、一度読んだ漫画の違う視点を入れてから読み直したりしたい!!
いずれにせよ、誰かが面白いと思っている漫画の紹介を受けることってめっちゃ楽しいんですよね。
そして、紹介するのもめっちゃ楽しい!!
ということで今回は私が年末年始に一気読みすることをお勧めしたい完結済み漫画たちを紹介したい
──時間がある今だからこそ一気に読める作品たち
今回は、その中でも「まとめて読むことで真価が出る」4作品を選びました。
作品の紹介では、ネタバレが含まれるので、注意してください。
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1. 七夕の国
基本情報
作者は寄生獣・ヒストリエでおなじみの岩明均さん
全4巻でと短いですが、一気読みにはちょうど良く、続きが気になりすぎて速攻読み終わります。
なにより、この短さとは思えない重厚さと伏線の回収がすばらしい。
最終巻まで読んで、すぐにまた一巻から読み直したくなるような漫画です。
あらすじ(ネタバレ込み)
平凡な大学生・南丸洋二は、手をかざすだけで「穴」をあけられるという超能力を持っていた。
本人にとっては些細な、取るに足らない力だったが、南丸が自身の祖先のルーツである「丸神の里」に向かうことで物語が動き出す。
丸神の里には、南丸と同じ能力を持つ者が複数存在し、それぞれの思惑で動いていた。
ひとりは超能力セミナーなどと称した詐欺まがいで金を稼ぎ、ひとりは自身の目的のために政治家の暗殺などを請け負う。
彼らに接し、能力の使い方をおそわることで、南丸の能力も、単に紙に穴をあけるものから、小さくない空間を切り取ることができるレベルに向上していく。
そんな中で、南丸は、里で毎年開かれる「七夕まつり」の秘密にを知ることになる。
見どころ
この作品の面白いところは、クトゥルフ神話を彷彿とさせる漠然とした不安感をもつ「大きな力」と対峙している里の人たちと、その力を利用しようとしている里の外の人々、能力を得ただけの平凡で一般的な感覚を持つ主人公がかかわりあいながら里の秘密を解き明かしていくところ。
寄生獣やヒストリエにもあるような、重いテーマをあつかっているのにどこか軽い雰囲気が心地よいです。
作中、能力を手にすることを「窓の外に手が届く」、大いなる力を見ることを「窓をひらく」と表現していますが、結局この窓の外に何が見えるのか、大いなる力の正体が何なのかという点は明らかにされません。
なんだかわからないけど人間よりもとてつもなく大きな力を持っていて、絶対に勝てないものという描写の仕方がまさにクトゥルフっぽいですよね。
でもこの漫画読んでてもSUN値が下がるようなことはないので安心してください。
この漫画では、「力」を使いすぎると見た目が人間から逸脱していきます。
主人公は最初は見た目に変化はないですが、少しづつ額に石のようなものができていきますし、能力を制限なく使っているキャラは見た目がほぼ宇宙人になってしまっています。
これは、力を手にして増長してしまう人間を端的に人間からの逸脱という形にしたメタファーかもしれません。
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2. Thisコミュニケーション
基本情報
作者は六内円栄さん。ジャンプSQで連載。
全12巻の作品で一気に読める。途中読んでいてミステリ的な感覚になることもあり、ちょっとずつ読み直したりするからゆっくり読みたい。
あらすじ
20世紀の後半、地球に突如として現れた人類の敵である生物「イベリット」との闘争の末、絶滅目前となった人類。
主人公であるデルウハは、元軍人であり、自身の目的(うまい飯をできる限り多く食べる)のためなら仲間を切り捨てることも厭わない男でした。
デルウハが、自身の最後(もう食べる飯がない)を悟り自死しようとしたところで、偶然生き残っていた人類の集落に招き入れられるところから物語は始まる。
その集落では非人道的な実験の末、生身でイベリットに対抗可能な6人の少女(ハントレス)を生み出していた。
ハントレスは、一度死んでも8時間かけて「死ぬ1時間前の状態で復活する」という特性を持っており、人類がイベリットに対抗しうる唯一残された手段であった。
デルウハは、自身の目的を達成するために我の強いハントレスたちを率いてイベリットと戦っていく。
ときには、デルウハ自身がハントレスを殺し、証拠隠滅をおこないながら。
見どころ
この漫画の面白さは、いくつもあります。
まとまったエピソードの面白さや、ときに推理小説のようになるプロットの秀逸さ、斬新な舞台設定などなど
とくに舞台設定はそれ自体で、もう面白いやろ!!ってかんじですよね。
しかし、私が一番おしたいのは、デルウハのキャラクター
彼は自身の目的のためならなんでもします。
合理的な作戦立案、指揮も明快かつ最適、砲をうたせれば100発100中。
そして、味方を殺すこともいとわない。
軍人の時ですら、「存在が厄介な味方」をどう効率よく殺すかということを考えているくらい。
デルウハ隊長の舞台では、「あいつ(味方)を殺してくれりゃうまくいくのに」っていう場面でかならずそいつが死ぬんだ。そしてそのしっぽをつかませない。
といった感じ。
そんな隊長が、不死身のチーム(死ぬ1時間前の記憶を失う)を得たらそりゃやることは一つ。
チームの人心掌握して理想のチームを作り上げるため、味方を殺しまくる。
デルウハはもちろん普通の人間なので、ハントレスとまともに遣り合ったら殺されます。ハントレスは猛獣みたいなものなのです。
だから、ハントレスをうまく殺しつつ、そのことを他のハントレスにばれないようにしながら戦いを続ける。
そのやり方がもう痛快?といっていいのか、そのやり方があったか!って感じで毎エピソード面白い。
ときにはミステリ小説のようで、ときにはホラー映画のよう。
結局イベリットとの闘いはどうなるのか、地球を奪還?できるのかなど見どころはたくさん。
イベリットはどんどん進化していっちゃうのでそういったところも見どころです。
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3. 彼方のアストラ
基本情報
作者 篠原健太(スケットダンス、ウィッチウォッチの作者です)
全5巻 ジャンプ+で連載されていた作品。
いわゆるロストインスペース(宇宙で迷子)の作品です。
ミステリや謎解き的な要素があるので5巻しかないですが、結構読みごたえあります。
あらすじ
近未来、高校のイベントで宇宙キャンプに参加した8人の高校生と一人の小学生は、目的地である無人惑星についたところ、突如として現れたワープホールに吸い込まれ、宇宙の彼方へと放り出される。
宇宙空間で、偶然見つけた宇宙船に乗り込むことに成功し、その船をつかって何とか帰還を目指す。
高校生のみで様々な未開の惑星で食料を補給しながら、自分たちが暗殺されかけた理由やその犯人などを解き明かしていくこととなる。
見どころ
スケットダンスなどの同作者の作品を知っている人であれば、わかると思いますが、シリアスな場面でも平気でギャグがちりばめられています。
ギャグがないページがないくらい。
状況としては、仲間たちの中に犯人がいるとしか考えられない状況で、旅をしながらその犯人がだれかというのが少しずつ明らかになっていく。
そして、この漫画の面白さは、いたるところにちりばめられた伏線とその見事な回収。ギャグもテンポの良さを生むだけでなく、実は伏線だったりも・・・。
後に明かされる真実は、実は漫画の中で提示された情報のみで推理可能です。
そして、推理小説的な部分だけでなく、宇宙漂流記としても非常に面白い。
クリストファー・ノーランの映画「インターステラー」的な惑星探査の面白さもあります。
新しい星で、未知の生態系の中を生き抜く。
主人公たちの特徴やキャラがうまく引き出されて行って少しずつ物語にのめりこんでしまうこと請け合いです。
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4. AKIRA
基本情報
作者 大友克洋 みんな知ってますね。童夢やさよなら日本など名作多数
全6巻 ヤングマガジンで1990年まで連載されていました。
本屋さんでみんな一度は見かけたことがあるあのでっかいカラフルな本です。
漫画好きな人はみんな読んだことがあるのではないかと思いますが、改めておすすめさせてもらいます。
あらすじ
第三次世界大戦で崩壊した後のネオ東京。
少しずつ再建されていく東京で、主人公の金田はバイクチームのリーダーを務めていた。
金田はチームメンバーである鉄雄が軍に連れ去られてしまったことをきっかけに、ラボと呼ばれる研究施設、AKIRAをはじめとする超能力を有する実験体や反政府組織のケイなどと関わり合い、世界を巻き込んだたたかいに巻き込まれていく。
物語は、鉄雄の覚醒とともに急展開を迎える。
鉄雄は、ラボを脱走し、封印されていたAKIRAを目覚めさせる。
AKIRAは、同じく実験体であったタカシの死をきっかけに力を暴走させ、東京全体を一瞬のうちに破壊してしまう。
鉄雄はAKIRAを中心にすえ、政府不在の東京でガラクタの帝国を築く。
見どころ
この漫画の見どころは何と言っても大友克洋様の圧倒的画力
精密に描かれた都市機構及びその崩壊する様はまさに圧巻の一言です。
AKIRAの大判の単行本は、この圧倒的画力を小さい漫画に収めてしまうのはもったいないという考えから生まれたのではないでしょうか。
しりませんが。
私は、小さいころから家の本棚にAKIRAをはじめとした大友作品が並んでいる環境で育ったので、大友先生の大ファンです。
私のNoteのアイコンも2012年5月頃に開催されていた大友克洋展で撮影したものです。
そんな話はさておき、私は、AKIRAが現在の様々な作品に与えた影響ははかりしれないとかんがえています。
映画やドラマ、アニメ、漫画などを読んでいると
「あ、これAKIRAのオマージュだな」
と思うことが良くあります。
たとえば、最近で言えば、大泉洋が主演のドラマ
「ちょっとだけエスパー」
もその一つ
同作に出てくる超能力を目覚めさせる赤と青の錠剤がまさにAKIRAに出てくるものそのものです。
暴走する超能力、崩壊する都市とそこに住む人々を描いた超大作。
少年たちの物語を通して、人類と文明の限界が描かれています。
これを読まずして、現代の漫画は語れないそんな気持ちになる作品です。
5.セトウツミ
基本情報
作者 此元和津也
全8巻 少年チャンピオン
2017年まで連載
その後、映画ドラマ舞台とメディア化された
あらすじと見どころ
高校生の瀬戸と内海が放課後、家に帰るまでの時間を河原で過ごすひとときを切り取った会話劇。
正直あらすじもなにもない。
でもおもしろい。
元サッカー部で活発、陽キャだけどちょっと空回り気味の瀬戸と、勉強一筋まじめを絵に描いたような内海の掛け合いが絶妙で面白すぎる。
基本は瀬戸がぼけて内海が突っ込むという漫才のようなやり取りがひたすら続く。
会話の内容は、「アラクノフォビアの話」「猫の可愛さランキング」「まるで〇〇のごとく選手権」など本当にどうでもいいことばかり。
でも面白い。
M-1とか好きで見てる人には激おススメ。
でもこの漫画はそれだけじゃない。
どうでもよくて、おもしろい会話の中に、ときどき、瀬戸と内海の家庭環境などが垣間見えるセリフが出てくることがある。
例えば、瀬戸が内海に対して、こう言う
「勉強ばっかりしやがって、何が楽しいねん!」
これは、勉強ができない瀬戸から優秀な内海に対するやっかみ半分のボケみたいなものだったのだろう。
しかし内海はこう返す
「そうせな愛されてけえへんかったからちゃうんかい!!」
何があったんだ内海・・・・。
でも、瀬戸はそれ以上深くは突っ込まない。
突っ込んではいけない(少なくとも瀬戸はそう思っている)領域が二人の間にはあるのだ。
二人の友情は奇妙で、はたから見てると、なぜあの二人は仲いいのか不思議に思われることが多いはずだ。
でも二人は分かりあっている。
河原で過ごすひとときが、高校生にとって重すぎる家庭状況や自身の置かれた状況を笑いに変えられる唯一の時間だと知っているから。
ちなみに、この漫画のラストは全く想像もしていなかったものでした。
とりあえず、二人の掛け合いが面白いから読んでいたら、まさかそんなラストに!?っていう感じ。
これは、ネタばれはしません。
ぜひ読んで、味わっていただきたい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
全部私が大好きな漫画たちですので、誰かに刺さって、面白いと思ってもらえたらうれしいです。
もし、読んでみて面白かったら、感想を語り合いましょう!
もしかしたら、人によってはそんなにおもしろくないかも?
でも面白くなかったら面白くなかったのはなぜかについて話したい。
みなさんの一気読みお勧め漫画もぜひ教えてください!
コメントお待ちしております!!

