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【2025年ブランド戦略】世界のランニングシューズ市場のこれから【投資家必見】

世界のランニングシューズ市場は、活況を呈しています。

  • 市場成長が加速していく

  • 新しいブランドが登場する

  • 最新技術でより軽く、安く、速く

常に成長を続けてきたランニングシューズの市場規模は、2024年に 550億米ドル に達しました。

そして、 今後は CAGR 5-7%(平均成長率/年)で成長していくことが見込まれ、2032年の市場規模が 770-880億米ドル に達すると予想されています。

この記事では、そんな世界のランニングシューズ市場を深ぼっていきます。

この業界への投資を考えているあなたにも、きっと役立つ知識があるはずです。


【告知】2026年版スポーツブランド銘柄の分析記事を書きました。ランニングシューズだけを扱ってはいないですが、マーケットの最新情報が知りたい方はぜひこちらも一緒に!



I. 世界のランニングシューズ市場のこれから

Running Shoes Market Growth (Created with Copilot Image Creator)

ランニングシューズ市場の成長ドライバー

ランニングシュージ市場は、2024年 550億米ドルに達し、2032年の市場規模には 770-880億米ドル に達すると見られています。

この成長ドライバーとなるのが、次の3つです。

  1. 新興国の経済成長

  2. ヘルスケア/ウェルネス・トレンド

  3. ライフスタイルとしての日常化


1. 新興国の経済成長

まず、東南アジア・南アメリカ・アフリカの国々では、人口増加に加えて、経済発展・大都市化が進んでいきます。

それらの国では、一人当たりGDPの年平均+4~6%成長が続いており、余暇・健康需要が高まっています。

可処分所得が増えると、スポーツ消費(特にウェアラブルデバイスやプレミアムシューズ)への支出割合が拡大する傾向があります。


2. ヘルスケア/ウェルネス・トレンド

高齢化社会の健康維持や、都市部でのメンタルヘルス対策としてランニングが位置づけられてきました。

ランニングシューズは医療費削減投資としてCV(顧客生涯価値)が高いカテゴリになっています。


3. ライフスタイルとしての日常化

近年では、ランニングシューズが日常ファッションとしての定着してきました。

よりおしゃれに!よりトレンディーに!

ストリートファッション×スポーツテックの融合が進み、1人当たり購入頻度も増えています

スポーツ・ランニングだけの為ではない、新しい需要がランニングシューズの市場拡大に見込まれています。


ランニングシューズの技術投資と差別化戦略

Running Shoes R&D (Created with Copilot Image Creator)

ランニングシューズ市場が拡大する中で、多くのシューズブランドは多くの技術開発(R&D)を進めています。

  • 軽量化

  • 環境にやさしい

  • 安定性・怪我のしにくさ

  • 推進力の向上(速く走れる)

  • クッション性・衝撃吸収力、など

また、近年では、純粋な走りやすさだけではありません。

  • 普段使いにも履けるおしゃれさ

  • カスタマイズ性・ピッタリサイズ

  • サステナビリティ(リサイクル素材など)

など、デザインにもこだわり、おしゃれで目新しいランニングシューズが求められています。


II. ランニングシューズ市場の難しさ

Running Shoes Market Difficulties (Created with Copilot Image Creator)

発展していくランニングシューズ市場とはいえ、ブランドにとっては一筋縄ではいきません。

  1. 技術開発競争(差別化が必須)

  2. 価格競争・利益が上げづらい

  3. 偽造品・模造品が作りやすい

など、さまざまな市場特有の難しさがあるのです。


1) 技術開発競争

『発展領域』でも紹介したように、ランニングシューズの進化は加速していくばかりです。

ランニングシューズは消耗品サイクルが2年ほどと短く、新しい靴を買う頃には、「最新モデルを求める」消費者心理が働きます。

なので、しっかりと技術開発を進めていくためにも、キャッチアップコストが増大しやすいのです。


2) 価格競争・利益のあげにくさ

ランニングシューズ市場は、価格競争が激しいです。

2025年の市場データによると、多くの安価なシューズが購入されています。

  • 35% US$50 以下のランニングシューズ

  • 45% US$50-100 のランニングシューズ

  • 20% US$100 以上のランニングシューズ

ただ、ひとたび価格競争に入ってしまうと、利益が削られていってしまいます。

また、アウトレット品やディスカウント品も市場に溢れています。

これらはブランド価値は損なってしまいます。

「もっと安く買えるまで待とう」のマインドセットです。

ディスカウントをコントロールするためにも、小売を通さない顧客に直接売る(Direct-to-Customer, D2C)が注目されています。

それぞれの企業が想定する値段で、安価に取引され過ぎにないようにすることが鍵になっているのです。


3) 偽造品・模造品が作りやすい

デザインだけの目新しさでは、真似されてしまいます

特に発展途上国なのでは、政府による知的財産(IP)保護が緩めな場合も多いです。

なので、似たようなものを、かなり安価で売られてしまえば、正規品は太刀打ちできないのです。

ブランド価値の希薄化が進んでしまうからこそ、企業には大きな痛手となります。


III. 世界のランニングシューズ市場のブランド競争

1) 世界のマーケットシェア

現在(2024-25年)の推定マーケットシェアは、次のグラフからわかります。

【2024-25年版】世界のランニングシューズ・マーケットシェア(推定)

アメリカ・ドイツ・日本のトップブランドである、「Nike」「Adidas」「Asics」がおよそ6割のマーケットシェアを占めています。

目を見張るのは、「Hoka One One」「On」などの2000年代に創業された新しいブランドが、マーケットシェアを拡大していることです。株式相場でもとくに注目が集まっています。

また、中国ブランドである「Xtep」「Li-Ning」が着実にシェアを広げています。これからのマーケット成長が見込める東南アジアでの拡大が鍵になってきます。

ほか、老舗ブランド「Brooks」「New Balance」「Puma」も、群雄割拠のランニングシューズ市場にしっかりと生き残っています。


2) ランニングシューズのブランド戦略

ここでは、上記に登場したトップ10のランニングシューズブランド、それぞれの魅力やブランド戦略について、深ぼっていきます。


アメリカ・ドイツ・日本のトップブランド

Running Shoes - Nike, Adidas & Asics - (Created with Copilot Image Creator)
  • 「Nike」(アメリカ)

    • ユニークな技術:ZoomXフォーム+フルレングス・カーボンプレート • 60%以上のエネルギーリターンを実現し、軽量かつ反発性に優れる。トップランナーの記録更新にも貢献し、レース用として絶対的な信頼度を持つ。

    • 人気モデル:Pegasus、Vomero、Vaporfly など

    • 価格帯:約 $130–$290 米ドル

  • 「Adidas」(ドイツ)

    • ユニークな技術:Boost(TPU粒子を高圧発泡)+Primeknitアッパー • Boostは長寿命かつ温度変化に強い高反発クッショニング。Primeknitはホールド感と通気性を両立し、“足型へのフィット感”で支持率が高い。

    • 人気モデル:Ultraboost、Adzero Adios、Boston など

    • 価格帯:約 $80–$250 米ドル

  • 「Asics」(日本)

    • ユニークな技術:GEL®衝撃吸収+FlyteFoam軽量ミッドソール • GELが着地衝撃を分散し、FlyteFoamが耐久性を維持しつつ反発力を発揮。高いバランスで長距離ランにも最適。

    • 人気モデル:GEL-Nimbus、GEL-Cumulus、Novablast など

    • 価格帯:約 $110–$210 米ドル


ランニングシューズの新星たち

Running Shoes - Hoka & On - (Created with Copilot Image Creator)
  • 「Hoka One One」(アメリカ)

    • ユニークな技術:PROFLYデュアルデンシティフォーム+Meta-Rocker • PROFLYは踵部ソフト・前足部反発、Meta-Rockerは滑らかなローリングを演出。過剰なスタビリティより“スムーズな推進力”を重視。

    • 人気モデル:Clifton、Bondi、Mach など

    • 価格帯:約 $140–$190 米ドル

  • 「On」(スイス)

    • ユニークな技術:CloudTec®クッションポッド+Speedboard® • ポッド単位で潰れることで衝撃吸収→反発を連続的に発揮。Speedboardが足指のスナップオフを助け、軽やかな推進力を提供。

    • 人気モデル:Cloudswift、Cloudsurfer、Cloudmonster など

    • 価格帯:約 $170–$220 米ドル



コスパで勝負する中国ブランド

Running Shoes - Xtep & Li-Ning - (Created with Copilot Image Creator)
  • 「Xtep」(中国)

    • ユニークな技術:160X高反発フォーム(エネルギーリターン85%以上) • コストパフォーマンスに優れ、価格帯を抑えつつも高い衝撃吸収と反発力を実現。急成長ブランドの秘密兵器。

    • 人気モデル:2000KM、260X、X-Flow など

    • 価格帯:約 $50–$130 米ドル

  • 「Li-Ning」(中国)

    • ユニークな技術:BOOM Technology(PEBAX樹脂フォーム) • PEBAXを使うことで軽量かつ高反発。世界的ブランドに比肩するクオリティを、コスト優位で実現している。

    • 人気モデル:Red Hare、Feidian、Lightcloud など

    • 価格帯:約 $50–$220 米ドル


老舗ブランドの意地

Running Shoes - Brooks, New Balance & Puma - (Created with Copilot Image Creator)
  • 「Brooks」(アメリカ)

    • ユニークな技術:DNA Loftクッション+GuideRails®サポート • DNA Loftは重量抑制と柔軟性の両立、GuideRailsは膝・股関節のブレを防ぎつつ自然な足運びをサポート。ケガ予防効果が高い。

    • 人気モデル:Ghost、Glycerin、Adrenaline など

    • 価格帯:約 $100–$150 米ドル

  • 「New Balance」(アメリカ)

    • ユニークな技術:Fresh Foam X+FuelCell • Fresh Foam Xは極上のクッション性と反発を両立、FuelCellは蹴り出し時のプロペラ感覚を強化。安定性とスピード性能のバランスが秀逸。

    • 人気モデル:1080、880、Rebel など

    • 価格帯:約 $140–$250 米ドル

  • 「Puma」(ドイツ)

    • ユニークな技術:NITRO®フォーム+PWRPLATE+PUMAGRIP • NITRO®は超軽量反発フォーム。PWRPLATEが推進時のエネルギーロスを最小化し、PUMAGRIPがあらゆる路面で安定したグリップを発揮。

    • 人気モデル:Deviate Nitro、Magnify Nitro、Skyrocket Lite など

    • 価格帯:約 $70–$225 米ドル


それぞれ特徴をまとめていますが、「へぇー」程度に見てもらって結構です。

ただ、こうした技術開発や差別化、それぞれのブランドの勝負の仕方が、これからのランニングシューズ市場を盛り上げていくことでしょう。


IV. ランニングシューズブランドの投資戦略

Running Shoes Brand Investment Strategy (Created with Copilot Image Creator) 

ランニングシューズブランドへの投資を考える際に知っておきたい、注目ポイント気を付ける点をざっくり見ていきます。


注目ポイント

  • ランニングシューズ市場の拡大

  • 新興ブランドも高成長を遂げている

  • コスパ勝負は中国ブランドに敵うのか

  • Direct-to-Consumer(直売)が高利益率のカギに

  • マーケットリーダーはマーケットシェアを守れるのか


気を付けるポイント

  • 新興国にも、現地ブランドが台頭する可能性が大きい

  • スポーツウェアやスポーツグッズなど、ランニングシューズ以外の収益も考えるべき

  • ブランド単体への投資ができない場合も多い

    • 「Hoka One One」は「Deckers Outdoor」の傘下

    • 「Brooks」は「Berkshire Hathaway」の傘下、など


V. まとめ

Running Shoes Market Analysis Summary (Created with Copilot Image Creator) 

世界のランニングシューズ市場は、マーケットの拡大だけでなく、技術革新・チャネル革新・ESG投資の観点からも多彩な攻めどころがあります。

ランニングシューズ業界について、ランニングシューズ・ブランドについて、学べるきっかけになったのなら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


参考資料


また、この記事はAIのサポート(Microsoft Copilot および Perplexity)を受けています。


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