低単価案件で「昭和認定」された主婦ライターの話
ライターは低単価案件に取り組んだ方がいいのか?
ライター業界における「低単価案件」とは、
記事1本あたりの報酬が非常に安い仕事のことを指します。
たとえば、2,000文字書いて300円とか、
1文字0.1円〜0.5円といった、報酬の割に作業量が多く、
時給換算すると数百円以下になってしまうような案件です。
ライター業に携わる人なら、避けては通れない悩みではないだろうか。

結論から先にいうと、私は「まあ受けてもいいんじゃない?」と思っている。
なぜなら私が知る限り、力量が高く、ライターとして大活躍されてる方たちは、かなりの高確率で低単価案件を必死にこなした経験があるからだ。
ただしこれには注意したい点がひとつ。
彼や彼女たちが力をつけたのは、低単価案件そのものが優れていたわけではなく、どんな条件下でも全力で取り組み、粘り強くやり抜く"根性”を持っていたからだという可能性も否定できない。むしろそっちの方が可能性としては高いかもしれない。
そんな私もご多分にもれず、ライターとして駆け出しのころ、低単価案件に鍛えられたひとり。
1記事2000文字WordPress入稿まで含めて300円。これを3ヶ月間ほぼ毎日、休みなしで続けたことがある。
クライアントのSさんは、とても厳しい人だった。
案件受注の際には、執筆に関するルールがまとめられた「レギュレーション」をもらうのだが、ほんの少しでも違反していると、納品後にピリリと指摘される。それが怖くて必死に頑張った。
そんな環境で鍛えられたこともあって、納品までに最初丸2日かかっていたのが、2ヶ月も経つころには半日ほどで仕上げられるようになった。
今では5,000文字くらいの記事なら、執筆と入稿で1日かからない。これは間違いなくSさんのおかげだ。
とはいえ、どんなに頑張っても収入に直結しないことには話にならないので、3ヶ月経ったときになんだかんだと理由をつけて、卒業した。今思い返しても本当によく頑張ったと思う笑
もしかしたら、私は運が良かっただけなのかもしれない。低単価案件については「絶対受けるべき!」と強くすすめるつもりはないけれど、「修行と思って、期間限定ならやってもいいんじゃない?」くらいには思っている。
またやれと言われても、絶対やんないけどね。
とまあそんな話をですね、先日「大人になっても、努力は必要なのよ!」とアツい口調で、のほほーんとスマホを見ている大学生と高校生の長女長男に語ったのですよ。そこでふたりから返ってきた返事は以下のとおり。
「出た、昭和。」
ふん、どうせ根性論ですよーだ。
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