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172.全力は全力で無く、最善は最善でない。その限界の上に知らない世界在り

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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仕事をやる上ではほどほどに頑張り、自分の人生の目的に合わせて楽しくタスクを取捨選択していくというのが理想。そういった声を最近よく耳にします。確かに汗水たらして働きまくり、出世競争に勝ち続けるというのは“前時代的”だと言えます。

そう考えると、「全力でやる」や「最善を尽くす」というのは少し根性論的なところもありますが、仕事をやる上で大切な心構えだと言えます。一言でいえば自分の持てる全てを投入し、結果を出すためにエネルギーを出し切るということなのではないかと思います。

ただ、この“全力”というというのはなかなかに曲者で、人によって全力の度合いはかなり異なるという面があります。体力や気力、集中力やモチベーションといったその人固有のものに依存するため、仮に全力でもこれらが低ければヤル気がなさそうに見えますし、逆にこれらが高ければ全力でも多少余力を残せるでしょう。

また、“最善”というものもかなり当人の能力に依拠する要素です。結局「その人の中における」最善なので、知識やスキル、経験や人脈によって選択肢や手段が大きく変わってしまいます。

では結局、全力や最善とは何なのかと考えると、それは“限界を越える”覚悟を持つというところにあると言えます。人それぞれ確かに限界はあるものですが、たいていは主観的限界であり、客観的限界とは異なることが多いもの。

本来、限界を超えるとは苦痛を伴うものではなく、工夫をすることで効率のいい問題解決を導くところに意義があります。それは一般的には楽しいことであり、肉体を酷使したり精神を摩耗させることではないでしょう。

そのため、ほどほどに仕事をする中でも限界を超えることは可能だと言えます。そして、限界を超えた先には新しい世界、素晴らしく開けた視界が待っているはずです。

Q.あなたは仕事で全力を出し切った思い出はありますか。 限界を越えて視野が開けた経験は?


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