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いつの間にか叶っていた

 今の会社に入ってしばらく経った頃、心の中でたまに浮かんできていた願望がありました。

 営業にも携わってみたいな。
 海外のお客様にも対応してみたいな。

 元々、未経験ながら専門職として採用されていたため、当時の状況では、営業というものをやるチャンスは限りなく低かったのです。
 また、中小企業で国内のお客様がほとんど。海外対応は、数年に一度あるかないかというレベルで、来たとしても超ベテランか管理職級の人がやるお仕事でした。

 また、「やってみたい」と言いながら、私自身、営業なんてどうやったらいいか全くわからなかったし、会議で英語を使いながら丁々発止しながら議論をしたり、他の人の日本語を通訳するような語学力もありませんでした。

 機会が全くなさそう&実力もないだろう。
 それなのに、「やってみたいと思った」のが不思議でなりませんでした。

 それから7、8年が経った今、どうなったか。

 私は今、無理のない形で営業に携わっています。公の場で会社アピールや見込み顧客の相談に乗ったり、ホームページで発信の場を与えていただいたり、今の顧客への営業にも携わらせていただいています。
 また、メールベースで海外のお客様から仕事のご依頼をいただき、苦手な「話す」ではなく、「書く」スキルだけで完結できる、海外対応デビューが実現しています。

 どちらも、私の今の実力より、ちょっと背伸びしているけれども無理のない形で関わることができています。

 これかの〝なんとなく心に浮かんだ夢〟を実現するために、特別に何かをしたということはありません。
 営業ってどうしてるの?と上司に聞いたりしていましたが、それは興味の範囲内でのことです。
 語学好きなの!と言ってはいましたが、海外対応をしたいとまでは言ったことがありません。
 だから、このような形で叶ったことがとても不思議でなりません。

 やっぱり、ほんのりやってみたいと思って、自然と心がワクワクしたものは、未来で実現できるという〝予言〟なのかもしれないなと感じているところです。