役に立たないものほど高額になる不思議
生活必需品がどんどん値上がりしていて、「生活が苦しくなっている」と答える人も増加中。
たしかに食品も日用品も値上がりし続けています。
お米2キロ3000円(私が買っている玄米系のお米です)、エリエールのダブルのトイレットペーパーが848円(近所のドラッグストア)、お菓子も一昔前よりも値段が上がっているのに量が少ないと言います(最近、お菓子類をほとんど買わなくなりました)。
スーパーに行って、ちょっとお買い物をすると簡単に5000円を超えます。10年前は、同じ量でも3000円くらいだったな…と懐かしく思います。
それでもまだ、余計なものを買わなければ普通に生きていけます。生活必需品は、その名の通り、毎日の生活に欠かせないものですが、誰でも買うことができるお値段設定です。
一方、世の中には「高額サービス」なるものが存在します。
ChatGPTに聞いてみただけなので参考情報にしかなりませんが、占いやスピリチュアルは年間4兆円規模、コーチングは年間300億円規模です。
実際に色々と体験して身にしみてわかったことてますが、占いやスピリチュアル、コーチングでは人生が破滅することはあっても、好転することはありません。
生活必需品の単価は上がったとは言え数百円くらいでしょう。
けれども、コーチングもスピリチュアルも、たいていは「個別セッション」「グループセッション」なるものに誘導され、その単価は安くて30万円くらいです。100万円を超えるものもゴロゴロ存在します。
ちなみに、本当にコーチングができる人や本当に視える人は、そんな高額なんて取りません。サービスの先にある、相手の生活まで想像できているし、高額を取ってしまったら必要な人に届かないということを理解しているからです。
高額サービスに限らず、ゲーム機や絵画、高級車などの「日用品ではないもの」はなぜか高額です。
一部、本気で欲しい人がいるし、ゲーム機やフェラーリであれば、遊んだり持ったり眺めたりする楽しみがあるので、まだ使い道があるでしょう。
ただ、生活に必要なものという観点で眺めてみると、
日用品≫ゲーム機や高級車≫≫≫≫≫コーチングやスピリチュアル
という順になるのに、
価格面では、
日用品≪≪≪ゲーム機や高級車≪コーチングやスピリチュアル
となるのが面白いです。
生活に必要なものほど価格が低く、生活に必要でないものほど価格が高いのです。
いや面白いなどと言ってしまっている場合ではないのですが。
今日もまた数十億円規模のお金が、人生を破壊するサービスに使われています。
もしかしたら、価格を見れば、買っていいものか悪いものががわかるのかもしれません。
ちなみに余談ですが、魚やお米、野菜は、豊作なほど価格が低いです。そうでなければお値段が高くなります。
豊作ということは、作物が育つ条件が良好だったということで、その年は味も美味しいし、栄養もたっぷり入っています。
生活必需品も、お値段が安い方が「いいもの」なのです。
無駄なサービスに使われているお金が、農業や医療に回れば、どれだけの人が助かるのか…。
本当に必要なところにお金が回らないところに、ジレンマを感じます。
