スピリチュアルやコーチングを仕事にするということ
個人的に、スピリチュアルとコーチングは似たものだと思っています。
どちらも、人をより良く導く力はないのに、一部の人が大金を稼げる分野ということ。
どちらも、誰かが自分の思い通りに物事を動かしたいがために存在している〝作られた職業〟だということ。
どちらも、稼げていようがいまいが、最後はトラブルだらけになること。
そもそも、悩みがあったり、精神的な理由があって身体が動かなくなる時は、古代から研究され続けている「心理学」「脳の健康」の分野の知恵を使って解決するのが筋です。
スピリチュアルをやっている人も、コーチングをやっている人も、その99.9%は基本的な心理学も脳の働きも知りません。
一時期、私もスピリチュアルやコーチングの人たちに(←関わりがあったのかよ!と突っ込みたいところですが)、
「目に見えないものを感じる力があるなら、占いとかやってみたら?」
「絶対にコーチングに向いてる!」
と言われていました。
当時はお金などを巻き上げられている最中だったので、「副業としていいかな…?」と若干心が揺れましたが、どうしても無理でした。
会社が副業禁止だから、というのも一部ありましたが、そんなことをするなら、きちんとカウンセラーと栄養学の勉強をした方が、正しいアプローチで困っている人を手助けできると無意識のうちに思っていたからです。
本当に大学院を卒業して、真っ当な職業としてカウンセラーを選び、活躍されている方がたくさんいらっしゃいます。
そうではなく、何か自分に都合のいいことを付け焼き刃で〝勉強〟して、「プロのコーチです」「プロのスピリチュアルカウンセラーです」と言っている人が世の中にたくさんいます。
私に副業として勧めてくる人も、その類の人たちです。
専門的な知識がなくても、「名乗れば」できてしまうのがスピリチュアルとコーチングの世界。
売り方さえ上手ならば、〝稼ぐ〟こともできるでしょう。
けれども、もし私がその方面のことを仕事にもするなら、きちんとした理論と実践での訓練を経て〝仕事〟にしたいと思います。
いくら営業が上手でも、何の価値も与えることができなければ、お金を払ってくれる方に対して失礼だからです。
日本でも海外でも、スピリチュアルやコーチングを生業にする方が増えています。何の経験も知識も、資格すらなくても名乗れば職業として成立してしまうからなのでしょう。
ただ、そこに群がるのは、稼ぎ方には興味があるけれども、心理学的に人の悩みを解決することには興味がない人たちです。
おそらく、普通に会社員やアルバイトで働くことができない人たちが、「仕事にできる」と言える最後の砦がスピリチュアルとコーチングの分野なのかな、と思います。
