ヤブガラシの実は珍しい?/ヤブガラシの3枚小葉・4枚小葉
ノブドウはブドウ科。
ヤブガラシもブドウ科。
けれどヤブガラシの実を見かけません。
花は咲いていた気がするのですが……。そしてブドウ科なら、ノブドウのように実りそうな気がしますが……。なぜ?
と思ったらなんと、実がなっている株を発見。

ヤブガラシですよね!?
人様のおうちの前なので、あまり立ち止まっていられませんが、見たことがないので(見ても今まで気に留めずスルーしていたのかも)驚いてしまいました。

しかし、ヤブガラシの花はあちこちにあったように思うのに(スズメバチが来るからあまり花を観察できない)、実はここにしかなっていない……。実ができにくい植物なのでしょうか?

と思って検索したらなんと、ヤブガラシは実ができない「三倍体」のものが多く、特に東日本では三倍体が多くて、実は滅多に見られないようでした。
……三倍体って何?
「三倍体」は遺伝子(?)に関することで、3セットの染色体を持つものらしいです。三倍体の生物は有性生殖しにくいみたい。なので果物では人工的に三倍体を生み出し、種なし果物を作るのだとか。
ヤブガラシは三倍体が多く、種はできずとも、地下茎でよく増えるらしいです。
実がならないのが三倍体、実がなっているヤブガラシは二倍体だそう。
二倍体と三倍体は実ができるかどうか以外にも違いがあるそうで、三倍体の葉はすべて5枚の小さい葉がセットになっていますが、二倍体には3小葉や4小葉が混ざるそうです。
そういえばヤブガラシの葉っていつも同じ感じなので、3小葉や4小葉があるというのは気になります。
ここに実があるということは、近くにも二倍体があるかもしれません。葉にも注目したいです。
ということで葉に注目していたところ、「これが3小葉や4小葉では?」というものがあちこちにありました。
虫に食べられたとか、実はヤブガラシじゃないとかかもしれませんが……。
















……と、実はついていませんが、3枚小葉・4枚小葉っぽいものがいっぱい。
ということは、このヤブガラシたちは実をつける能力はあるものの、条件が整わず実をつけていないだけとか?
あるいは地下茎でも増えられるなら、別に実をつける必要ないのかも。
今までつる草を見てきて、なんか、地を這っている状態では落ち着かないのかな、高いところに絡まっている方が花や実をつけやすいのかなとか思いますが……。
で、やや高い位置のヤブガラシを見ていくと。

おお、実がなっています!
けれど遠い!

近くにも実がありましたが、隠れ気味で1つだけ。
そもそもヤブガラシたち雑草は刈られてしまうから、種をつけるところまで成長しにくいかもですね~。ヤブガラシにはスズメバチも来るし……。
けれどヤブガラシは地下茎でも増えるから、抜こうとしても抜ききれずにまた生えてきてしぶといとか。
草食獣とかに食べられることを思うと、根ごとズボッと抜けてしまうより、プチプチ切れて地上部は食べられても、また生えて復活する方が良いかもですね。
そんなこんなで、ヤブガラシの実の投稿でした。
以前のヤブガラシ登場回はこちら。
いいなと思ったら応援しよう!
・SUZURI始めました m(_ _*)m
https://suzuri.jp/mamimujina
・アルファポリスで色々投稿中です。
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/206695515?sort=update