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あなたの「働く」は何契約?|雇用・委任・請負で違う税金とリスク #バックナンバー

【珈琲のオトモのマメ知識 vol.187】

↓ 前回の内容です


↓ 一応、こちらが順番の前回の内容です


これのテーマを話題としたく、
短編シリーズをやっておりました

みなさま“働く”ということ
どんな契約を根拠に行ってますか?

考えたこともない…
そんな人がほとんどかもしれません

従前から言っている通り、
法治国家内の経済活動のすべては、

契約を根拠に行われます
ってことは“働く”も同様です

形式は大きく3つです
§雇用契約
§委任契約
§請負契約

この他にも有り得ますが、
それは特殊な働き方です

それぞれ確認しましょう


§雇用契約


日本で一番多い法体系です

いわゆる“働く”は、
雇用契約がほどんどです

所得の種類は、
【給与所得】となります

税金は、企業(雇用主)が天引き
源泉所得税を企業が代わって納税です

年末調整で税金が確定するため、
確定申告を原則的にはしません

つまり、必要経費の計上は出来ず、
給与所得控除を概算的に強制控除です

結果として、税金が申告するより、
高めになりがちとなります…

故に、日本は“雇用”を死守したい
そこで用意されているのが…

・労働基準法
・健康保険法
・厚生年金保険法
などなど、保護しまくりです

さらに、これも重要でして
民法第715条第1、2項です
(使用者責任)
『ある事業のために他人を使用する者は、被用者がその事業の執行について第三者に加えた損害を賠償する責任を負う』
『使用者に代わって事業を監督する者も、前項の責任を負う』

それぞれ何を言ってるか?
第1項 ⇒ 被用者(雇用主)が使用者の責任を持つ
第2項 ⇒ 監督者も同様に責任を持つ

つまり、具体的に例を挙げると
『従業員が事業中で顧客に損害を与え、損害額100万円を負うこととなった』

この100万円の支払義務は“雇用主”にある
部長など監督者がある場合“監督者”も同様です

役職者の給料に手当が付くのは、
事業上、リスクがあるからなんですね

まとめると…
・雇用は時間が拘束され、その対価が給料
・税金は、高くなりがち
・労働環境、福利厚生、社会保障は充実
・損害のリスクは、限りなく低い

リスクが低い代わりに、
高所得を目指すのも難しいのが“雇用”です


§委任契約


これは大きく2つに分かれます
・会社役員
・業務委託

・会社役員
実は、役員は“雇用”でなく、
“委任”なんですよね

なので、時間を拘束されません!
働く必要は、全くありません!

では、何を委任されているか?
それは『経営』です!『労働』ではない

『法人から経営を委任』
こういうことです

その対価が役員報酬です
税目は『給与所得』です

それは雇用と同様ですが、
他が違います

労働関係の法令は対象外
しかも、損害を負う可能性もあります

まとめると…
・時間の拘束はなし、経営の対価が給料
・税金は、高くなりがち
・労働環境などの保護はなし
・損害のリスクは高い

あなたなら、雇用ですか?
それとも、役員ですか?

・業務委託
個人事業は、この形態が多いです
いわゆる外注というやつです

個人事業となりますので、
時間の拘束はありません

その代わり、労働関係の保護
これもありません

でも、税目は『事業所得』
必要経費を計算して、

自ら確定申告が必要です
源泉所得税よりも低くなりやすい

というか、自ら計算しますので、
適度な税負担になります

事業リスクは、当然に、
すべて自分の降りかかります…

まとめると…
・時間拘束なし、対価は契約による
・税金は、低くなりやすい
・労働環境などの保護なし
・損害のリスクは、すべて自らが負う


§請負契約


これは契約の形態が違うだけで、
それ以外は委任と同様です

仕事の完成、引渡しが絶対のため、
委任よりも労働条件は厳しいです

その代わり、リスクが高い分、
所得が高くなりやすいです

建設関係の一人親方など
これに当たるのですが、

足元を見られている事業者
これも多いのが現実です…

さて、なぜこれを話題に挙げたか?
それは、所得の向上!ではなく…

『リスク管理』の方面です
副業やネットワークが増えてます

契約形態は『委任契約』
これに近いことが多いです

つまり、そこから生じた損害
それらすべて“自分の負担が絶対”

例えば、1,000万円の高単価商材
これを仲介等したとします

そこで損害が生じた場合、
顧客はまず、販売元を訴えるでしょうが、

その仲介人、これを訴えること
それは妨げられてません!

つまり、販売元、仲介人
どちらも被告となるということです

仮に、販売元がバッくれた場合、
その損害の全額の責任を問われるのは?

そう、仲介人である自分です!
この場合、最大1,000万円の賠償

その責任が生じる可能性があります
おそらく、全額の責任を負わされる

そんなことはないでしょうが、
可能性は0ではありません…

事業を営むということは、
伴う社会的責任も付いて回る

所得を向上させるなら、
常にリスク管理が絶対!

だからこそ、勉強が必要なんです
スキルの向上は自らを助けます!


§まとめ

一覧にすると…

会社役員は、会社の規模にもよるかも…

リスクと報酬は、
だいたいリンクします

一方が高いなら、他方も高い
一方が低いなら、他方も低い

雇用は、守られている分、
報酬を上げることが難しい

だから、独立だ!
ってことがあるわけです

あなたなら、どちらがいいですか?
一度きりの人生、冒険してみますか?


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