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ネイチュミアを溶かすもの

♪わたしは泣いたことがない~♪
って曲が昔ありました。

汗も鼻水も痰も咳も、ウンコもシッコも耳垢も、体から排出されたもの。これらをためこんだり薬でフタをすると、おしこめられた症状はやがて体内で暴れだし、より大きな病に成長していく。
逆もまた然り。体が回復しはじめたり、治癒する過程では、咳や痰、湿疹、発熱、フケ、耳垢などさまざまな形で排出が始まる。この時薬で抑え込まずがんばって出し切ると体はメタモルフォーゼを起こす。

同じように、感情も癒される過程で排出が起きる。
それは過去に起因するトラウマかもしれない。嫌なことやつらかったこと、悔しかったこと、悲しかったことかもしれない。心の中にためこまれて表に出てこなかったものが吐き出されると、心は軽くなり、すこやかになる。

「泣く」ことは感情の排泄と、「涙」という分泌物の排泄、心身両面の排泄という意味でとても重要だといえる。そしてそれは、心身に深い浄化と変容をもたらす。

ネイチュミアというレメディがある。
ネイチュミアのレメディ像ってまさに私?と思って2~3年前にとったみた。
けれど何の変化も起きなかった。
もっともその頃はお注射対策のチンクチャーもとってなかったし、放射線治療対策のレメディもとっていなければ治療と不摂生でボロボロになった体をたてなおすためのティッシュソルトもフルボ酸もとってなかった。ホメオパシーはバイタルフォース(生命力)があってはじめて効果を発揮する。
身体であれ精神であれ、重大な疾患があるとそれが治癒しないと風邪がひけない。その頃はコロナどころかインフルエンザも風邪もひかなかったから、レメディをとったところでとても変化を起こせる状態じゃなかっただろう。

あれだけ悲しいことがあったのに、一滴の涙も出なかったことが不思議だった。
少しも悲しいことなどないはずなのに、涙が流れ始めた。
昔のことを少しずつ、ていねいに思い出していくうちに、涙があふれて止まらなくなった。それが2日続いたのち、
「そうだ、あれをやろう」
と思いついた。

ネイチュミアの精神症状は「悲しいのに泣けない」。
そして、身体症状は「むくみ」。
いかにも「私」だ。なのにレメディをとった当時はまったく変化がなかった。体が回復しはじめたら、自分自身も、まわりをとりまく環境も、どんどん変化しはじめた。「泣いてもいい」環境が整うまで数年の時間が必要だった。そういうことなのか。わからない。

さっき顔を洗ったら、いくつもいくつもボロボロと、まるで消しゴムのカスみたいに、角栓らしきものがたくさんとれてびっくりした。いつもと同じ洗顔料を使ったのに。こんなことは初めてだった。
どうやら皮膚からも何か排出したらしい。
そういや皮膚は漢方では肺を司る。肺、すなわち呼吸。

ヒトの体はおもしろい。

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