3月11日に思い出す映画『やがて海へと届く』きっと心に残ります🩵追記あり
3月11日になると、
思い出す映画があります。
それが『やがて海へと届く』です。
東日本大震災から
年月が経った今でも、
この日は私にとって特別な意味を持つ日です。
ニュースや特集を見たり、
当時の記憶を思い返したり。
静かに自分の中で
「忘れてはいけない日だ」と
感じる日。
⸻『やがて海へと届く』
この作品は、
大切な人を失ったあとに
残された人の時間を描いた映画です。
作品について
• 監督: 中川龍太郎
• 出演: 岸井ゆきの、浜辺美波、杉野遥亮 ほか
• 原作: 彩瀬まる『やがて海へと届く』(講談社文庫)
突然姿を消した親友の死を受け入れられずにいる主人公が、遺されたビデオカメラの中の映像を辿りながら、知らなかった親友の秘密に触れていく物語です。
アニメーションを織り交ぜた独特の映像美も特徴の一つです。
⸻この映画のおすすめポイント
① 静かな余韻のある物語である、
この映画の魅力は、何よりもその静かな空気感です。
大きなドラマが
あるわけではないのですが
登場人物の表情や
会話の一つひとつが心に残ります。
日常の中にある小さな感情を、
とても丁寧にすくい上げている作品です。
② 喪失と向き合う時、大切な人を失った時、
人は、どう生きていくのでしょうか。
すぐに前を向けるわけではない。
かといって、
ずっと立ち止まったままでもいられない。
この映画は、
その間で、揺れ動く心を淡々と美しく描いています。
観ながら、
「人が悲しみと向き合う時間」について
考えさせられます。
③ 「記憶」と「時間」を描いた作品で、
時間が経てば、日常は、少しずつ戻ってきます。
笑うこともできる。
普通の生活も続いていく。
それでも、完全に忘れるわけではありません。
ふとした瞬間に思い出す人。
心の中に残り続ける記憶。
そんな時間の流れと記憶の残り方が
描かれています。
⸻こんな人に、おすすめしたい。
・静かな余韻のある映画が好きな人
・人の感情を丁寧に描いた作品を観たい人
・大切な人を思い出す時間を持ちたい人
・3月11日という日を改めて考えたい人
映画は娯楽でもありますが、
時には「考えるきっかけ」を
くれるものでもあります。
この作品は、
まさにそんな映画で、
わたしは、何度も観てしまいました。
▪️追記
• 彩瀬まる『やがて海へと届く』特設サイト(講談社文庫)
• 原作小説の特設ページです。著者の彩瀬まるさんと住野よるさんの対談など、物語の深層に触れるコンテンツが充実しています。
• 映画『やがて海へと届く』公式サイト
• 2022年の実写映画版の公式サイトです。
原作とは、また違うビジュアルや解釈を楽しむことができます。

⸻3月11日という日に。
この日になると、
改めて「忘れないこと」を
大切にする。
すべてを理解することはできなくても、
思い出すこと、想像すること、
心に留めておくこと。
それだけでも意味があるのではないかと。
もし、静かに何かを感じたい日があったら。
もし、大切な人のことを想う時があったら。
『やがて海へと届く』
という映画を思い出してみてください。
あなたが、観終わったあと、
きっと心の中に波の音の余韻が残ります。

『やがて海へと届く』


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