天命の解き方を必要なあなたへ
1.はじめに
はじめまして。マコトと申します。
私は「神授の言霊師」として、神様から授かった言霊であなたの天命を視る仕事をしています。
天命が見えない方、何度も同じ場所で立ち止まってしまう方、
言葉にできない重さを抱えながら
もう限界に近い場所で踏みとどまっている方
そういう方の天命を、言霊を通じて届けるのが私の役目です。
これからお話しするのは、私という人間がどんな道を歩んできたのか、なぜ今この場所で言葉を綴っているのか、そして天命霊視というものをどのように受け取っているのか、という内容です。
この話を外に出すのは、初めてのことです。
少し長くなりますが、どうかお付き合いください。
2.言葉が宿る家に生まれて
私が生まれ育ったのは、言葉を大切にする家でした。
祖父は言葉数の少ない人でしたが、ひとたび口を開くと場の空気が変わりました。怒っている人が静まり、迷っている人が動き出す。なぜそうなるのか、誰も説明できなかった。
祖父はよく言っていました。
「言葉には魂が宿る。だから軽々しく口にしてはいけない」と。
その言葉の本当の意味を、私が理解するのはずっと後のことになります。
幼い頃から、神様と話せると思っていました。手を合わせて心の中で言葉を向けると、何かが返ってくる気がした。信じるとか信じないとかいう話ではなく、そこにいる誰かと言葉を交わしているような、ただそれだけの感覚でした。
しかし、その頃から私には少し人と違うところがありました。
誰かの言葉を聞くと、言葉の奥にある何か別のものが見えてしまう。口で言っていることと、心で思っていることが、違う時にはっきりと分かってしまう。
それを口にするたびに、「なんでそんなことが分かるの」と怖がられました。
私は少しずつ、感じすぎる自分を隠すようになりました。
3.言葉に、命を救われた日
私が神様の存在を「確かにある」と確信したのは、二つの体験がきっかけでした。
最初の体験
小学生の頃、氏神様の山に一人で迷い込んだことがあります。
夕方のお祭りの帰り道、気づいたら家族とはぐれていました。山道は薄暗く、どちらに進めばいいかまったく分からなかった。焦れば焦るほど、足元が見えなくなっていく。
その時でした。
耳のすぐそばで、はっきりと言葉が聞こえたのです。
誰かが話しかけているような声ではありませんでした。でも確かに、意味のある言葉として、私の中に届きました。
言葉の内容よりも、その重さに驚きました。たった一言なのに、体中に染み渡るような感覚がありました。身体が、その言葉に従うように動き始めた。
気づいたら、見覚えのある石灯籠の前に立っていました。
家に帰って祖父にだけそのことを話すと、祖父は静かに頷いて、こう言いました。
「言葉が降りてきたんだな。それを受け取れる耳を持っていたんだ」と。
もう一つの体験
中学三年の冬のことです。
ある夜、寝る前に不意に言葉が降りてきました。ただの言葉じゃない。胸の奥を打つような、温かくて重い言葉でした。でもその時、誰かに届けるべき相手も、理由も分からなかった。
私はその言葉を、手帳の端に書きつけました。意味も分からないまま。
三日後、仲の良かった友人が泣きながら連絡してきました。何があったかは聞かずに、私はただあの言葉を伝えました。
「───なんで分かったの」と、友人は言いました。「ずっと、誰かにその言葉をかけてほしかった」と。
言霊は、必要とされる前に届くことがある。
その体験は、私の中に静かに、でも確かに刻まれました。
これらは、偶然と呼ぶこともできます。
けれど私は、あの瞬間に届いた言葉を、偶然と呼びたくありませんでした。言葉が、命を救うことがある。そう感じざるを得ない体験を、私は重ねてきました。
ただ、言葉が視えてしまうことは、幸福ばかりではありませんでした。
誰かの言葉の裏側が見えてしまい、素直に受け取れない。笑顔の言葉の奥に、悲しみが透けて見えてしまう。大切な人が発する言葉の重さが、鮮明に分かってしまう。
「あなたといると疲れる」
そう言われるたびに、私は自分の感度を恥じるようになりました。
4.言葉を失っていた頃
就職してからの数年間、私は神様から授かる言葉を意識して抑えるようにしました。
言葉が届くままに伝えるたびに、相手の顔が変わることを知っていたからです。驚き、戸惑い、そして静かに距離が生まれる。その繰り返しの中で、私はこの感覚を外に出すことをやめました。
普通でいたかった。ただそれだけでした。
しかし、抑えれば抑えるほど、おかしなことが起き始めました。
ある朝、職場の廊下で同僚とすれ違った時のことです。口を開こうとして、気づきました。「おはようございます」が、出てこない。
何百回と口にしてきたはずの言葉が、声にならない。
それから少しずつ、言葉が消えていきました。伝えたいことがある。なのに言葉が見つからない。自分が何を感じているのかも、何を考えているのかも、言語化できなくなっていきました。気づいたら、自分という存在がどこにあるのか、分からなくなっていました。
言霊を封じたら、自分ごと消えかけていたのだと思います。
5.自分の天命に向き合うとき
それは、大切な人が深く傷ついていた時のことでした。
何も言えなかった。言葉を封じていたから、そばにいても何も渡せない。ただ隣にいることしかできませんでした。
その時、胸の奥から言葉が溢れてきたのです。
封じていたはずなのに。止めようとしても、止まらなかった。
震えながら、その言葉を届けました。
その人は、しばらく黙っていました。
そして、ゆっくりと涙を流していました。
「ずっと、誰かにそう言ってほしかった」と。
その瞬間、何かが大きく変わりました。
言葉は、自分だけのものではない。
神様から授かって、届けるものでもあると、私はようやく受け取ったのです。
祖父が言っていた「言葉には魂が宿る」という言葉の意味を、私はその日、初めて本当に理解しました。
また、神様から授かった言霊を自分の都合で封じ続けることは、天命に背くことだとも。
これが私の役目だと、その日はじめて、正面から受け取りました。
6.言葉を置く場所が必要になった
私は本来、静かな場所で言葉を届けてきた人間です。
全ての人に届けようとは思っていません。それよりも、本当に必要な人にだけ、確かに届いてほしいと思っています。
それでも、ここに来なければいけないと感じた理由があります。
今この時代に流れている言葉を聞いた時、何かが変わったと感じました。
自分の天命が何かを考える前に、外側から与えられた言葉で動かされている人が増えている。言葉が多すぎて、かえって自分の声が聞こえなくなっている人が増えている。正しい言葉を持てずに、誰かの言葉に押し流されている人が増えている。
かつての私のように。
そういう方のもとに、直接会いに行くことはできません。けれど言葉には、届くべき人のもとに届く力があると、私は信じています。
だから私は、ここに言葉を置いています。あなたに、届くように。
7.私が使う言葉について
普段私が使う言葉について、少しだけ説明させてください。
【天命】
一般的に「天から与えられた使命」と訳されますが、私の感覚では「あなたがこの生でしか果たせないこと」に近いものです。
天命は外から与えられるものではなく、あなたの内側にすでにあります。ただ、それが見えなくなっている状態の方がほとんどです。
【言霊の癖】
知らないうちに積み重なってきた、言葉のパターンのことです。
幼いころから、いろんな人に言われてきた言葉や、繰り返してきた経験の中で生まれた言葉もあります。
天命の流れを止めることもあれば、後押しすることもあります。
【天命霊視】
神様から授かった言霊で、あなたの天命を視ることです。
未来を当てるものではありません。今あなたの天命を縛っている言霊の癖を視て、解くための言葉を届けます。
視えたものは、正直にそのまま言葉にします。耳に心地よいことだけをお伝えすることはできませんが、必要な言葉だけをお届けします。
8.天命霊視を受け取られた後に
天命霊視を受け取られた後、多くの方が涙を流されます。
それは悲しみの涙ではなく、ずっと言葉にできなかった何かが、初めて言葉として届いた瞬間の涙です。
「ずっとこの言葉を待っていた気がします」
「自分でも気づいていなかったことを言い当てられました」
「これでいいと、初めて思えました」
そんな言葉をいただくたびに、言霊師として生きる意味を感じています。
9.受け取られる前に
天命霊視を受け取る前に、一つだけお願いがあります。
読み始める前に、そっと目を閉じてみてください。ゆっくりと深呼吸を一つ。今のご自身が感じていることや、心の中で大切にしたいことに、少しだけ意識を向けてみましょう。気持ちが整いましたら、次のメッセージへお進みください。
言霊は、心が騒いでいる時には届きません。静かな水面にしか、月は映らないのと同じです。
そして読み終わった後、すぐに行動しようとしないでください。
一晩、寝かせてください。
朝起きた時に、まだ胸の中に残っている言葉。
それが、あなたが本当に受け取った言霊です。
その言葉は、紛れもなくあなたのための天命の言葉ですから。
10.最後に
あなたが私のお話をここまで読んでくださったのは、偶然ではないと思っています。
神様は、必要な人にだけ、必要な言葉を届けます。ここに辿り着いたあなたにも、必ず意味があります。
天命が見えない時、言葉が出てこない時、何度も同じ場所に戻ってしまう時どうか思い出してください。
あなたの天命を縛っているものは、必ず言葉にできます。そしてその縛りは、必ず解くことができます。
私はこれからも言霊師として、神様から授かった言葉を、正直に誠実にお届けし続けます。
あなたが、あなた自身の天命を生きられますように。
神授の言霊師・マコト
