いきなり団子のミステリー
こんにちは。makotoです。
甘いものは大好きです。
「いきなり団子」
これは熊本の郷土料理(郷土菓子?郷土おやつ?)です。
さつまいもを1~2cmの輪切りにし、小豆餡と一緒に小麦粉の生地で包んで蒸したお饅頭のような料理です。
近所に超有名店がありまして、長蛇の列が出来ているのをよく見かけます。
「いきなり団子」
なかなか面白いネーミングですよね。この「いきなり」というのは、
・熊本弁で「簡単・手早く・すぐに」という意味で、短時間で簡単につくることができる
・急な来客でもすぐに出せる
というのが由来だと云われています。
なのですが、
私は、そんなわけないだろう、と思うのです。
さつまいもを切って、小豆で餡子を作って、生地を練って伸ばして、包んで、蒸す。
「簡単」はまだしも、「手早くすぐに」対応できる内容とは到底思えないのです。
手早くなければ「いきなり」の来客に間に合いませんし。
もちろん熟練の技術によって、手早くできる方もいらっしゃるとは思いますが、一般的な意味で「手早くすぐに」とはいかないと推察されます。
特に「蒸す」ってなかなか時間かかりますよ?
少しレシピを調べてみましたが「生地を20分間寝かす」「20分間蒸す」と記載がありました。これらは同時にはできませんので40分以上は確定です。
「始祖のいきなり団子」は小豆餡がなく、サツマイモのみを包んでいたそうですが、それでも一行程削減できるだけです。
白玉でも茹でた方が、簡単で手早くできると思うのです。
パフェに白玉が乗っていると嬉しくなります。
カキ氷に白玉は必須だと思うのです。
白玉あんみつもいいですよねぇ。
白玉スイーツがウリだった阿蘇のカフェは、なんで閉店してしまったんだ!
お気に入りだったのに!!
とりみだしました。
なんというか「いきなり団子」の名前の由来は、他にあるのではないか、ということを言いたいわけです。(公式が言っているのに?農林水産省のHPにも記載があるのに?)
というわけで、正しい由来を探す旅に出ることとしましょう♪(え、無視?)
「いきなり地方」の名産品「いきなり団子」
「いきなり餌」で育った「いきなり団子」
「いきなり粉」が原料の「いきなり団子」
うーん……どれもしっくり来ないですね。
さしより定番パターンを列挙してみましたが、どれも違いそうです。
なお「さしより」は熊本弁で「とりあえず」という意味です。
居酒屋に「さしよりビール」というメニューがありますが、地ビールなどの名称ではありませんのでお気をつけ下さい。
では、信玄餅パターンはどうでしょうか。
武田信玄が好んだことから名付けられた郷土菓子「信玄餅」
同じように熊本の武将が好んだ可能性はあります。
熊本で武将といえば、熊本城を築城した加藤清正や、宮本武蔵を招いた細川忠利です。
加藤行成
細川行成
こういった名前の子孫とか?従兄弟とか?
居たのではないでしょうか。
そして行成が特に好んだ郷土菓子が「行成団子」となったのです。
これは可能性が上がりましたね!
居ないんですけどね。
(家系図を調べた)
では、実際に居た熊本の武将で
小西行長
です。
宇土城を築城し、優れた商才もあったとか。
商才、これですよ。
熊本の特産品であるサツマイモに目をつけ、蒸し団子のように加工して、新たなる名産品として売り出した。これが大ヒット。モンドセレクション最高金賞を受賞。
発案者の名をとって「行長団子」これが訛って「いきなり団子」となった。
これは強い。あり得ますね。
そして、これらを書いていたら、もう一つ案が浮かびました。
商人が上納した菓子を気に入った殿様が「粋なり!」と評したため大ヒット。モンドセレクション「クリスタル・プレステージ・トロフィー」を受賞。
この出来事から「粋なり団子」と呼ばれるようになった。
これも強いですよ。何が粋なのかは分かりませんが。
まとまりましたね。
次の2案が「いきなり団子」の有力由来です。
「小西行長」説
「粋なり」説
あとまあ一応
「簡単、手早い」説
も弱いですが候補に入れておきましょう。弱いですが。
なお「いきなり!ステーキ」とは何も関係ありません。こちらは「前菜などを経ずにいきなりメインのお肉を食べる」という意味とのことです。
あと「さしより!ステーキ」が熊本にありましたが「いきなり!ステーキ」の模倣ではありま……せんよね?看板のロゴまでそっくりですね。
それから「信玄餅」と似た郷土菓子が4つあります。
出陣餅(新潟県)
信玄餅(山梨県)
大風呂敷(鳥取県)
筑紫もち(福岡県)
出陣餅と信玄餅は特にそっくりです。
美味しいものは沢山あった方が良いですよね。
白玉カフェのように閉店することもありますからね。
……ちょっと白玉茹でてきます。
ではまた。
