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5年前の自分と並べてはいけなかった話

免許の更新に行ってきた。

講習を受け、写真を撮り、新しい免許証を受け取る。
そこまでは、いつもの流れだった。

けれど、出来上がった免許証と5年前の免許証を見比べた瞬間、衝撃が走った。

丸い。
丸すぎる。

5年前の自分、こんなにシャープだったのか。
いや、今の自分が丸くなりすぎたのか。

たしかに、その頃から体重は増えた。
それに最近は、自分の身体が確実に「お肉が落ちにくい体型」になっていることにも、うすうす気づいていた。

けれども。

写真というものは、容赦がない。

毎日鏡で見ているはずなのに、こうして5年前の自分と並べられると、変化があまりにもはっきり見えてしまう。

我ながら、こんなに変わっていたのかと驚いてしまった。

家に帰って夫に見せると、案の定、ズバッと言われた。

「ただ太ったのと、筋肉が落ちて太ったのだとだいぶ差があるからね?
マキオちゃんの場合は、運動不足だから絶対後者。
だから運動しなって言ってるんだよ」

ぐうの音も出ないとは、まさにこのこと。

たしかに、運動不足なのは自覚している。
階段を上るだけで息が切れる日もあるし、ちょっと動いただけで疲れる。
昔より身体が重いのは、気のせいではない。

ただ、ひとつだけ言わせてほしい。

夫も、かなり太っている。

人のことを言える立場なのかと心の中で思いつつ、でも言っていることは正論すぎて反論できなかった。

夏までに少し体重を落として、筋肉もつけたい。
そんなことを、免許証を見ながらぼんやり思った。

きっと、なかなか体重は落ちない。
筋肉だって、すぐにはつかない。

でも、5年後の免許更新でまた同じ衝撃を受けるのは、できれば避けたい。

悪あがきでもいい。
まずは少しずつ、自分の身体と向き合っていかねばと思う。

新しい免許証は、思いがけず現実を突きつけてきた。
身分証明書というより、もはや健康診断の入り口だった。

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