「患者は僕らだけ?」閑散とした集いで気づいた、元気ながんサバイバーがその場にいる責任
1. 変化のない日常と、突然の招待状
僕は普段、自身の「がん」についてあまり多くを語っていません。 難病の網膜色素変性症、そして希少がんである悪性黒色腫(メラノーマ)と共に生きていますが、幸いなことに、がんの病状に関しては、ここ最近大きな変化がないからです。「変化がない」というのは、サバイバーにとって何よりの朗報ですが、発信者としては「話すネタがない」ということでもあります。
そんなある日、定期的な治療であるオプジーボの投与を受けた際、一枚の案内を手渡されました。
「患者支援の会」
今まで何度も通院していましたが、こうした集まりへの案内を受け取ったのは初めてのことでした。医師や看護師だけでなく、同じ病と闘う患者同士が語り合える場がある。 「せっかくだから、行ってみようか」 妻と二人、少しの好奇心と期待を胸に、その会場へと足を運びました。
この記事について
僕の音声配信「バリアフリー探求所 〜心の壁を考える〜」の過去エピソードをもとに、AIで拡張した実験的記事です。
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2. 予想外の「空席」
会場のドアを開けた瞬間、僕たちは少し戸惑いました。 そこにいたのは、数名の医療スタッフの方々だけ。 「あれ? 時間を間違えたかな?」 椅子に座っている人が数人いたので、てっきり参加者だと思ったのですが、彼らは全員、先生や看護師さんでした。 「患者は私たちだけですか?」 妻が尋ねると、どうやらその通りのようです。
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