無線給電は「置く」だけじゃなかった。浮かせるという選択肢。
無線充電器にスマホを置いた“つもり”なのに、
朝起きたらまったく充電されていなかった――。
そんな小さなストレスから始まった、
無線給電フィッティングの試作。
前回は「ズレない」ことだけを最優先した実用型でしたが、
今回は少し方向性を変えて、
「見た目に全振りした無線給電」
をテーマに、フローティング斜め型を形にしてみました。
■ 発想の原点:「浮いてたら、ちょっと面白くないか?」
無線給電といえば、
平らに置く
スタンドに立てる
この2パターンがほぼすべてです。
でもあるとき、ふとこう思いました。
「これ、宙に浮いているように見えたら面白くないか?」
そこから生まれたのが、今回のフローティング風構造です。
■ 今回の3Dプリント造形そのもの

今回の本体は、
円形のQi充電器を“先端で支える”構成になっています。
下部はどっしりとした土台
背面に支柱
先端にのみ充電器が接触
正面から見ると、
「ほぼ宙に浮いている」ように見える構造です。
■ 無線充電器を設置してみた(正面)

Qiパッドを実際に取り付けると、
印象は一気に“ガジェット感”が強くなります。
ケーブルは背面から自然に逃がせる
正面から見ると、支えがほとんど見えない
ただ黒い円形が浮いているように見える
正直、この時点で
「もうこれだけでデスクが少し楽しくなるな」
と感じました。
■ 無線充電器を設置してみた(後ろから)

後ろ側は、しっかり“構造物”です。
支柱でしっかり荷重を受ける
ケーブルは自然に下へ
表からは見えない部分に、すべての機能が隠れている
表と裏で、
“印象がまったく違う” というのも面白いポイントです。
■ スマホを置くと、完成する「浮遊感」

スマホを置いた瞬間、
この構造の狙いが一番よく伝わります。
手前に置き台が見えて
奥にQiパッドがあり
その間にスマホが“立体的に浮いている”
実際には「置いている」のに、
視覚的には「浮いている」 という不思議な感覚です。
※見えづらいですが、「充電ができている」目印の青ランプ点灯も確認できますね!
■ 実用性はどうなのか?正直なところ
見た目はかなり満足度が高い反面、
実用面は正直、こうです。
左右の位置合わせはややシビア
手放しで“置くだけOK”とは言い切れない
完全なズレ対策は、これ単体では不十分
つまり、
「これは“実用の完成形”ではなく、“デザインの試作”」
という位置づけになります。
■ 無線給電の「正解」は、ひとつじゃない
ここまでで、すでに
ズレない実用重視型
浮かせるデザイン重視型
という 2つの方向性 が出てきました。
でも実際には、さらに――
完全に差し込む「ドック型」
デスク端に固定する「クランプ型」
近づけるだけで吸着する「マグネット型」
壁に取り付ける「縦設置型」
など、
無線給電の“答え”は一つではありません。
■ でも普通は「選べない」
こういった形を見て、多くの人はこう思うはずです。
作れないから選べない
設計できないから諦める
市販品から選ぶしかない
だから結果として、
「ちょっと不満はあるけど、我慢する」
という状態に落ち着いてしまいます。
■ こういう違和感こそ、オーダーメイドの出番になる
今回のフローティング型も、
もう少し角度を変えたい
手前の台をなくしたい
もっと安定させたい
など、
人によって「こうしたい」は確実に分かれます。
こういう
「既製品だと、ちょっとだけ足りない」
という違和感こそ、
オーダーメイドが一番価値を発揮する部分だと感じています。
■ あなたなら、どの方式で依頼したいですか?
もしあなたが実際に依頼する立場だったら、
どれを選びたいでしょうか?
✅ 見た目優先のフローティング型
✅ 安定重視の実用フィッティング型
✅ 完全固定の差し込みドック型
✅ 机裏まで使う省スペース型
同じ「無線給電」というテーマでも、
選べる構造は驚くほど多いのが現実です。
■ 次は「スタイリッシュ × 実用性」を両立させます
次回は、今回のフローティング型と、
前回のズレない実用フィッティングを 組み合わせた“完成形” に挑戦します。
浮いて見える
でもズレない
置くだけで確実に充電できる
この “わがままな完成形” を、
実機で検証したうえで、また記事にします。
■ まとめ
今回のフローティング斜め型は、
実用性の完成形ではない
でも、デザインとしての可能性は大きい
そんな「無線給電の選択肢のひとつ」を形にした試作でした。
もしこの記事を読んで、
「自分の環境にも、こういうの欲しいかも」
「でも自分で設計するのは難しそう」
と感じた方がいれば、
こうしたカスタム品を“依頼して形にする”という選択肢もあります。
MakeLinkでは、
まさに今回のような「既製品では解決できない小さな困りごと」から、
オーダーメイドで形にする取り組みを少しずつ広げています。
あなたなら、この無線給電を
どの方式で依頼したいですか?依頼登録は無料です。
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