【寸劇】ぬるいね:サブタイトル「$‿$の呪い」
キャスト
🥁🙂💤ドーン:ミックマーズカフェの店長。半球睡眠できるドラマー
🎸ビリー:苦労人ギタリスト兼ミックマーズカフェの副店長。ドーンに仕事を押し付けられる
🧚♂️インディゴ:自称音の精霊。熱い湯に溶けるポエマー
🐱タビー:喋る猫
おばあちゃんA:町内会会長。たまにミックマーズカフェを手伝う
ミックマーズカフェに、また新サービスが生まれた。
店長ドーンは半分寝ながら商売を始め、副社長ビリーは毎回巻き込まれる。
今回の商品は「移動式カリカリ温泉」だった。
🥁🙂💤「本日より、移動式カリカリ温泉を始めます」
🎸「また寝ながら新事業を始めやがった」
🐱「カリカリ温泉? カリカリが浮いてるのかにゃ?」
🧚♂️「湯気の中に、香ばしい記憶が漂うんだね」
🎸「やめろ。想像したくない」
おばあちゃんA「移動式ガリガリ温泉、いいわねぇ……」
🐱「ガリガリじゃなくてカリカリにゃ!」
🥁🙂💤「初回1580円」
🎸「AI音楽のサブスクか」
おばあちゃんA「あら、カリカリは付くのかしら? タビーちゃんにあげるわ」
🐱「おばあちゃんA、話が分かるにゃ」
🥁🙂💤「カリカリ付きはプレミアムプランです」
🎸「やっぱり課金か」
おばあちゃんA「じゃあプレミアムでお願いね。ビリーさんも一緒に」
🎸「なんで俺までプレミアムなんだよ」
🥁🙂💤「ファミリープランに、付き添いカリカリオプションがあります」
🎸「保険の特約みたいに言うな!」
おばあちゃんA「ごめんなさいね……ビリーさんて、先立たれた息子に似ていて……」
🎸「死んだ人を引き合いに出すの卑怯!」
🐱「ビリーは断れない性格にゃ」
🧚♂️「家族割って、少し切ない言葉だね」
🎸「急に詩にするな」
カッボーン♨……ヌクヌク。
おばあちゃんA「さっぱりした。いいわねぇ、移動式カリカリ温泉。次回も課金しようかしら? ねぇ? ビリーや」
🎸「おい、一緒に入ったら息子扱いだぞ! どうしてくれるんだ」
🥁🙂💤「継続率が上がりました」
🎸「感動をKPIにするな!」
🐱「ビリーや、タビーも一緒に入る。背中流しておくれ。孝行息子」
🎸「お前まで便乗するな!」
おばあちゃんA「あら、タビーちゃんも家族ねぇ」
🥁🙂💤「ファミリープラン拡張です」
🎸「拡張するな!」
🧚♂️「家族とは、湯気の中で増えるものなのかもしれない」
🎸「増えるな!」
🐱「ビリーや、耳の後ろも頼むにゃ」
🎸「自分で洗え!」
🐱「孝行息子は口答えしないにゃ」
🎸「いつから俺は全員の息子になったんだよ!」
🥁🙂💤「ビリー親族化キャンペーン中です」
🎸「今すぐ終了しろ!」
おばあちゃんA「湯上がりに牛乳飲みなさい」
🎸「くっ……断りづらい……」
🐱「やっぱり断れない性格にゃ」
🧚♂️「湯気の向こうで、眉間のシワだけが濃くなっていくね」
🎸「詩にして締めるな!」

🎸「カフェとは名ばかりだな」
🥁🙂💤「多角経営です🙂💤」
🐱「カリカリがあればカフェにゃ」
🧚♂️「湯気と珈琲の境目は、案外あいまいだね」
🎸「あいまいにするな」


🧚♂️「足先だけなら大丈夫かな」
じゅわ……
🧚♂️「……あ、少し思想が溶けた」
🎸「思想って足先にあったのかよ」
🐱「インディゴ、青い出汁が出てるにゃ」
🧚♂️「出汁じゃないよ。概念の浸出液だよ」
🎸「もっと嫌だ!」
🥁🙂💤「青薔薇足湯、初回980円🙂💤」
↑オマケ歌です
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