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第1回 “恐れ回避型”という深淵――「愛したいのに、怖い」という呪縛

この記事は、恐れ回避型に削られているあなたへ向けた記録です。
解決策はありません。 直し方も、正しい距離も、
ここには置いていない。
ただ、あなたが今感じている
「説明できない痛み」
「理由の分からない揺れ」
「自分だけが苦しい気がする瞬間」
そのすべてが、
あなただけのものではないということだけ、
ここに静かに置いておきたい。

私は、専門医でもカウンセラーでもない。 誰かを「恐れ回避型」と断定するつもりもない。ただ、ある女性と向き合い続けた時間の中で、 私自身が感じた断片を、ここに置いていく。これは診断でも分析でもない。 ただの、個人的な記録だ。

※初めて読む方へ まずは「第0回:恐れ回避型の沈黙は、なぜあなたを苦しめるのか」を読んでください。

優しさが“圧”になる瞬間

「君のそばにいるよ」

本当は安心させたくて言った言葉だった。 けれど彼女の表情は、どこか遠くへ行ってしまった。守っているつもりが、逃げ場を奪っていた。 そのことに、私はずっと気づけなかった。

・視線が合わなくなる
・声のトーンが、ふっと落ちる

「君なら大丈夫だから」

励ましのつもりだった。
でも今思えば、それは「失敗できない」という重さを、 静かに彼女に押しつけていたのかもしれない。

・仕事に過剰にのめり込む
・私との時間より、目標だけを見つめるようになる

安心すると、逃げたくなる

二人で過ごした夕方、 さっきまで笑っていた彼女が、急に静かになった。

最初は疲れだと思っていた。 でも違った。

安心の量が、彼女のキャパを超えてしまったのだと、 ずっと後になって気づいた。

安心なのに、安心しすぎる自分が怖くなる。 そういう揺れが、人の中にあるのだと、 私はあのとき全く想像できていなかった。

・さっきまで明るかったのに、急に静かになる
・帰宅後、誰に向けたのかわからない言葉をSNSに置くことがある

「好きだよ」が、なぜか痛い

その一言を伝えたとき、 彼女は少しだけ、半歩引いた。

拒絶じゃないとわかっていた。 でも、私には理解できなかった。

愛されるほど壊れそうになる感覚を、 私はまだ、自分の言葉で説明できない。

・自分から「好き」とは言わない
・嬉しいはずなのに、どこか遠くなる

そして、静かに起きること

小さなすれ違いが積もっていく。 私には見えていなかった。 彼女の心が、そっと閉じていくのが。

あなたの周りにも、近づくほど遠くなる人がいませんでしたか。あるいは、あなた自身がそうだったことはあっただろうか。もし心に残る断片があれば、そっとここに置いていってほしい。

その痛みは、あなた一人のものではない。上手な答えなんて、なくていい。


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