テン観察スケッチ|与田切川上流 ④作品完成_2026.01.10
2月から大学受験が本格化する。
多くの受験生が緊迫した日々を過ごしているに違いない。
東京に住む予備校生の三男も同様のはずだ。
彼なりに頑張っていると思うが、多くの受験生も同様に真剣なはずなので、神様も悩ましいだろうと推察する。
そんな彼と、先日電話で話した。
親の心配事をいろいろ伝えて留意するように促したが、どこまで響いたかは不明だ。
「いいか?こっちは雪が結構降っているよ。だから、当日は公共交通機関の運行状況の情報を事前に確かめておくんだよ」
というと
「雪?結構積もってるの?いいなぁ」
と、のんびりした答えが返ってきた。
彼の率直な感想だろう。
彼の冬の原風景は、雪と切り離せないものなのかもしれない。
寒いなりにもストーブで暖を取っていた思い出は、いつだって暖かい。
そんな原風景を支えに、今はそれをそっと横に置いて悔いのないように頑張ってほしい。
結果は結果でしかないが、今までにないくらい頑張ったという経験と自負が、原風景とは別の場所で、あとあと自分を支えてくれるものになるかもしれない。
***
作品が完成した。
現地のイメージを膨らませて完成させたが、こんな風景がなくはないだろうと思う。
明日は満月。
雪に覆われた林内を歩けば、月の光が雪に反射した森はよけいに明るく、まるで童話の世界に迷い込んだかのように錯覚する。
今日はそんな森を歩いてみようか・・・。

