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北京一人旅 完全ガイド〜アプリ・SIM・予約〜(2024年12月版)

これまで北京旅行エッセイをしたためてきましたが、今回は、事前にこれだけは知っておきたい、超実務情報をご案内します。これが分かっていれば北京旅行の準備は安心!な情報を、実際の筆者の経験談でご紹介します。ぜひ中国旅行のご検討とご参考になさってください。


0.費用

国内移動、手土産、食事 23,000円
航空券+ホテル 135,000円
現地の諸々(食事、観光地入場料、交通費、お土産)42,000円
計200,000円

1.支払い系アプリ~二大決済アプリ他~

アリペイとWeChatの2つは特に日本での事前ダウンロード必須です。

クレジットカードの紐づけと実名登録など、事前準備が必要です。この工程を飛ばして渡航すると買い物や移動が極めて困難になり、ほぼすべての行動に支障が出るといっても過言ではないほど、中国社会はこれで回っています。お店によってどちらかしか使えないところがあるので両方入れておきましょう。

アリペイ(支付宝)

左上「北京」の部分は、都市を選択できます。ここが日本の都市のままだと公共交通機関のQRコード表示画面にたどり着けないので、都市を中国の行き先に変えて、公共交通機関のカードをインストールして事前設定します。現地にいなくても選択できるので事前に確認しておきたい点です。

一番使いました。仮にアリペイかWeChatの片方を選ばなければいけない状況(どういう状況?)だとしたら、アリペイがあればなんとか成り立つかも・・・というくらい一番使いました。レジでの支払いはもちろん、地下鉄やバス、タクシーなどの交通系ICの役割もこちらが担っています。地下鉄・バスは地域ごとに設定する必要があるので、事前に渡航する都市(「北京」、「天津」など)の設定をしておくと安心です。支払いは自分がバーコードを表示して店員さんに読み込んでもらうのと、自分がお店のバーコードを読み込むのと2パターンあります。交通系は改札にその都市のその乗り物のQRコードを表示して出入りします。

事前登録した際に、支払いのパスコードは忘れないようにしましょう。(筆者はパスコードのメモを忘れましたが、いつメン〔いつもの並び〕にしていたので現地で奇跡的に思い出し事なきを得ました。今思い返すと、まあまあ恐ろしい状況でした。そういう人間です。)

WeChat

開いてすぐは左端のチャットの一覧画面になっていて、友達情報漏洩仕放題なので、「発見」に遷移したあとの画面です。この一番下のミニプログラムからお店の支払いや予約をします。

こちらも支払いアプリです。なお、LINEのようなチャットツールも兼ねており、現地の方との連絡はこちらを使いました。中国はEメールは使わず、仕事もWeChatでやり取りするそうで、日本とやり取りする際や、日本で働く際にEメールを使用するのが本当に大変・手間だと聞きました。これは現地でお会いした方と、中国語教室の先生から聞いた情報なので、一般的な模様です。
WeChatは予約系が充実している印象です。ミニプログラムというもので観光地のチケット購入ができます。北京では万里の長城の入場券をWeChatで購入しました。

2.移動系アプリ

MetroMan

コラージュしてみました。日本の乗り換えアプリに近いかと。

地下鉄の乗り換え検索アプリです。シンプル機能で使いやすかったです。地図アプリがあればそれで充分賄えますが、シンプルに駅から駅の乗り換えだけ知りたいときに便利です。Yahoo乗り換えみたいなものです。

高徳地図

中国ではGoogleMapにほぼ情報がないので、中国現地の地図アプリが必須です。高徳地図、百度地図の2つが有名で、好みで選べば問題ないかと。筆者はおそらく設定の問題だと思いますが、百度地図は広告が多く使いこなせなかったので、高徳地図に落ち着きました。画面はこんな感じです。(ホテルニューオータニから天安門へのルート検索をした画面です)

Trip.com

正直、アリペイ、WeChatほどの知名度はないですが(あったらすみません)中華圏旅行における個人的マストアプリです。
北京旅行では、北京-天津間の高速鉄道の予約に使用しました。高速鉄道の予約といえばこれ!という位置付けです。中国の会社で、このアプリがあれば中国での万能感がすごいです。別の機会の成都・西安旅行では高速鉄道はもちろんのこと、飛行機、兵馬俑、三星堆博物館の予約にも使いました。さらにその後の香港旅行では飛行機からホテル、観光地までほとんどの旅程をtrip.comで手配しました。
自分の予約しているプランを一元管理できてめちゃくちゃ便利で使いやすいです。あとホテルと観光地の口コミもこれで確認しています。中国は本当にIT先進国だと感じた理由に、支払いのデジタル化はもちろんですが、1つのアプリであらゆることが管理できるプラットフォームを構築している点も挙げられます。アリペイもWeChatもtrip.comもそれ1つで複数機能を持っており、様々な用途に使えるので、用途別に無駄に多くのアプリをダウンロードする必要がなく、わかりやすいです。この点については、関西万博が悪い例として挙げられます。あのバスの予約専用サイト?アプリ?とかまじで意味不明でしたからね。(急な自国万博ディス失礼いたしました。関西万博自体は日本に活気を持ち込んでくれたすばらしいイベントで大好きで、2回行きました。ミャクミャク最高!)

3.SIMカード

SIMカードはチャイナユニコムの電話番号付きのものを選びました。通信速度に問題はなく、快適に過ごせました。物理、eSIMから選べます。アマゾン、公式サイトなどから購入できます。他にも他社製含め様々なSIMがありますが、故宮博物院の予約に電話番号が必要だったのと、何かあった際に大使館へ電話できるよう電話番号付帯のものを手配しました。ただ、私の使用している機種(GooglePixel9Pro)では電話番号の認証ができず、直接カスタマーセンターとやり取りをしましたがサービス対象外とのことで、電話番号を使えませんでした。日本での故宮博物院の予約時点ではSIMが電話番号を認識してくれていたので無事予約できましたので、一応役目の1つは果たせたのですが。少し高い(今調べた限りでは当時手配した価格の2倍)ですが、後からtrip.comに天安門広場の予約プランがあることを知り、その場合は電話番号不要ですので、今後は電話番号なしで行くつもりです。中国のネットは規制があり、現地の回線では日本で普段使用しているサービスが使用できないのですが、チャイナユニコムのものはX(旧Twitter)、LINE、youtube、Googleなどが使用できますのでご安心を。

4.観光地の事前予約

基本的に現地の入場ゲートでの予約でどこでも行けましたが、故宮博物院だけは事前に予約していきました。ここは一番、絶対に行きたかったのと、地球の歩き方に事前予約の案内がありましたので、予約しました。WeChatのミニプログラム、公式サイト、trip.comから予約可能です。WeChat、公式サイトは電話番号が必要なのと、WeChatに関しては7日前日本時間20時から予約可能(※当時)で、クリック戦争ですぐいっぱいになるので公式サイトを使いました。
他に万里の長城、天壇、頤和園と世界的な観光地に行きましたが、どれも現地でチケット購入して入場できました。12月という季節的な背景(12月のお北京は寒すぎてオフシーズンで人が少ないこと)もあったかもしれません。渡航の際は時期を踏まえて事前確認をお勧めします。

↑地球の歩き方にURLが載っていて、ここから予約しました。パスポートに紐付けるので、当日はパスポートを機械にかざして入場しました。

5.航空券+ホテル予約

筆者はHISで航空券+ホテルを予約しました。航空券比較サイトで安い順に表示し、代理店の信ぴょう性が怪しい会社を除いたところ、たまたまHISが一番お値打ちだったのと、かつよく知っていて安心感があったので選びました。結論:安かったから です。HISじゃなくても条件に当てはまればどこでもよかったです。
吉祥航空で関空から北京まで焼く3時間、機内食ありです。ホテルはもっとお値打ちな宿がありますが、初めて+1人を加味して安心の日系にしました。コンシェルジュがいて日本語対応可能とのことでしたが実際には英語か中国語しか通じませんでした。夜中に部屋を変更いただいた際は、動きが早く大変親切で快適でした。

航空会社:吉祥航空
ホテル:ホテルニューオータニ長富宮/長富宮飯店

6.旅行保険

これは中国に限らず海外旅行の際はどこでも必須かと。北京の際はエイチ・エス損保のたびとものプランを手配しました。特にこだわりはなく、調べて安いところにした記憶です。

7.まとめ:準備チェックリスト(工程順)

✓航空券・ホテル予約
✓海外旅行保険加入
✓SIMカード手配
✓決済アプリダウンロード、アカウント作成(アリペイ、WeChat)※必須
✓trip.comダウンロード
✓観光地の事前予約
✓地図アプリダウンロード
✓地下鉄乗り換えアプリ

長文になってしまいましたが、中国旅行ならではの準備事項は以上です。まず英語がほぼ通じない+ネット規制による独自アプリ文化+共産主義国家で渡航のハードルが高く感じますが、一度行ってみると、なんて快適なんだ!と感動すること間違いなしです。IT化が進みすぎて、中国語が話せなくても支障ないレベルだと思います。筆者は中国語を勉強している+積極的に使いたい人間なので、話しましたが。

それでは、この記事が、中国に行ってみたいけど勇気が出ない方。迷っている方の背中を押すことを願って、これにて失礼します。

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