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写真と全然違う人が来た日、友達がいちばん傷ついたこと。

土曜の夜、友達のりさから電話がありました。


「ねえ、聞いて。今日の人……写真と、全然違った」


待ち合わせのカフェに現れたのは、プロフィールの爽やかな笑顔とは別人みたいな男性だったそうです。


今日は、そのりさの話です。


「失礼かな」と思って、30分付き合った


りさがすごいのは、そこで帰らなかったこと。


「『写真と違いますよね』なんて言えなくて。がっかりした顔を見せるのも、失礼な気がして」


席についてからも、りさは何度かこっそりプロフィール写真を見返したそうです。「……別人、だよね?」って。


結局30分、にこにこ相槌を打ちながらコーヒーを飲んで、「このあと予定があって」と席を立ちました。


(りさ、えらすぎる。私なら顔に出てしまう)


どっと疲れた帰りの電車で、りさはこう思ったと言います。


「見た目で判断した私が、心が狭いのかな」


……ちょっと待って、と思いました。


傷つけられた側が、自分を責めている。


でもね、この「自分を責めちゃう優しさ」、写真と違う人に会った女性のほとんどが通る道みたいなんです。読者さんからいただくメッセージでも、いちばん多い言葉は「私の心が狭いんでしょうか」でした。


傷ついたのは「見た目」じゃなくて「嘘」だった


よく考えてみてほしいんです。


りさががっかりしたのは、相手の容姿そのものじゃありませんでした。


「最初から、嘘をつかれていたこと」。


何年も前の写真。強すぎる加工。それは「少しでもよく見せたい」を超えて、「会うまで分からなければいい」という、相手の選択です。


私も昔、誠実そうに見えた人が既婚者だったことがあります。


種類は違うけれど、りさの傷は、あのときの私と同じものに見えました。


じゃあ、どこまでが「盛り」で、どこからが「嘘」なの?と聞かれたら、私はこう答えるようにしています。


「会った瞬間に、写真の人だと分かるかどうか」。


容姿は人それぞれ。好みも人それぞれ。


でも「実物と違うと分かっていて、その写真を選び続ける」のは、容姿の問題じゃなくて、正直さの問題。


だから、りさは——そしてあなたは——人を見た目で判断した冷たい人なんかじゃない。


次から、会う前にひとつだけ


電話の最後に、りさとひとつだけ約束をしました。


「次は、会う前に1回だけ、ビデオ通話を挟んでみない?」


顔をはっきり確かめたいから、じゃありません。


その提案への「返事の仕方」に、その人の正直さが出るからです。


言い方は軽くていいんです。「会う前に5分だけ通話してみませんか? 私、ちょっと人見知りで」——これで十分。


私の経験では、実物どおりの写真を載せている人ほど、あっさりOKしてくれました。


逆に、理由を変えながら何度も断る人は……写真に自信がないというより、「実物を見せられない事情」があることが多かった。


それから、これはりさに言い忘れたこと。


写真と違う人が来ても、30分付き合ってあげられる優しさは、ちゃんとあなたの魅力です。


でも、その優しさを「帰れない理由」にしなくていい。


「イメージと違ったので」と静かに席を立つのは、失礼じゃなくて、お互いの時間を大切にすること。


嘘のない写真を選ぶ人は、ちゃんといます。


焦らず、あなたのペースで大丈夫。今日も、応援していますね。


写真のこと、もう少しだけ備えておきたい方へ。よくあるパターンと見分け方を、ブログに整理してあります。心配になったときに開いてみてください。


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