英語が“夢への切符”になる日──教育移住と奨学金から見えた、家族の選択
「That’s not fair!」
車の中でそう叫んだのは、当時5年生の息子。
彼は英語で、クラスメイトと本気でケンカをしていた。
英語を“勉強”ではなく、“自分の言葉”として使えるようになった瞬間でした。

沖縄へ。私たち家族の教育移住
3人そろって、沖縄のインターナショナルスクールに入学した日。
私は、心の中で小さくガッツポーズをしていました。
「よし、これで子どもたちは“英語で世界とつながる人生”を歩める」
ずっと願っていたことが、ようやく形になった瞬間でした。
最初の1か月は、順調そのもの。
子どもたちは「Today I ate banana!」「My teacher is funny!」と笑顔で報告し、
私も「この選択は間違ってなかった」と胸をなでおろしていました。
でも、そんな平穏は長くは続きませんでした。
学校からの呼び出し。
はい、うちの長男です(笑)。
長男の“やらかし”と、母の気づき
長男は昔から、少し手のかかる子でした。
周囲に合わせるより、自分の納得を優先するタイプ。
「なんで体育座りしないといけないの?」
「先生の言ってること、もうわかってるのに、なんで聞かないといけないの?」
そんな“まっすぐすぎる疑問”を真顔で投げかける子です。
フルタイムで働いていた頃の私は、そんな息子を叱ってばかりでした。
でも、母として、そして一人の人間として「別の生き方」を探し始めた時、
この子の存在が、私を外の世界へ連れ出してくれました。
「この社会で、この子が生きていくのは、きっと苦しい。
だったら、違う“正解”がある世界に連れていこう。」
そう決めて、沖縄への教育移住を選びました。
英語でケンカ?──言葉が“生きる”瞬間
インターに通い始めて半年が経った頃のこと。
学校から帰る車の中で、少し不機嫌そうな長男に尋ねると、
「クラスの子とけんかした」と。
それだけならよくある話。
でも、その次の一言に私は耳を疑いました。
「英語で言ったった。」
……え? 英語でケンカ!?
怒りのままに「That’s not fair!」と叫んだそうです。
しかも相手は──クラスで人気のアメリカ人ハーフの子。
なんとその子は、長女の先生・パット先生の息子さんだったのです。
思わず笑いながらも、胸の奥がじんわり熱くなりました。
英語を「勉強している」じゃなくて、「使っている」。
それも、自分の感情をのせて。
“英語で感情を伝えられる”
──それが、ほんとうの「話せる力」だと感じた瞬間でした。
英検準1級は“夢への切符”
そんな長男も今、中学3年。
英検2級を取得し、準1級を目指して勉強しています。
実は、中2の夏までは全く興味がなかったんです。
でも、私が「奨学金」「留学」「進路の多様性」など、
情報を少しずつ伝え続けていたことで、
ある日、彼の中で“スイッチ”が入ったようでした。
「アメリカの大学に行きたい。そのために英検を取る。」
そう言った瞬間、私は静かにうなずきました。
英語力が“お金になる”時代へ
今、英検準1級はただの資格ではありません。
「夢へのパスポート」 です。
英検準1級+小論文(または1教科)で
難関大学の受験資格が得られるルートもあります。
さらに──
英検スコアによって、
数十万〜数百万の返済不要の奨学金(給付型) を受け取れるチャンスも。
英語を学ぶことは、未来を切り開くための“実践的な投資”。
そして、奨学金はその努力を支える“社会の応援資金”なんです。
奨学金は「借金」ではなく「未来への投資」
多くの人が「奨学金=借金」と考えがちですが、
実際には “返さなくていい奨学金(給付型)” がたくさんあります。
たとえば──
JASSO(日本学生支援機構)の給付型奨学金
地方自治体や大学独自の支援制度
英検・TOEFLスコアに応じた給付制度 など。
これらは「努力する学生を応援するための仕組み」。
情報を知っているかどうかで、数百万円の差が生まれます。
教育費は、消費ではなく未来への投資。
子どもが学ぶ力を得ることで、
それは“生涯にわたるリターン”になります。
親としてできること
奨学金の制度や受験方法を知ること。
そして、子どもに「情報の選び方」を伝えること。
英検・留学・進学のどの道も、
スタートは“情報を知ること”から始まります。
私はこの瞬間が、一番大切だと思っています。
情報があるだけで、不安は減らせる。
そして、「選べる未来」が増える。
教育は“お金持ちの特権”ではなく、
**「知る勇気」と「動く力」**があれば、誰にでも開かれたチャンスです。
最後に:教育は最高の資産運用
英検準1級、奨学金、教育移住──
どれもバラバラに見えて、実はすべて「未来を設計する力」につながっています。
教育は、最も長期的で確実な投資。
その成果は数字ではなく、“生きる力”として子どもに残る。
これからも私は、「教育×お金×生き方」のリアルを伝えていきます。
子どもたちの未来を、自分たちの手でデザインするために。
執筆:うらのまい|幸せ教育マネー相談室
教育は、最高の資産運用!がモットーの「教育費のプロ × 3児の母」。
元・証券会社勤務、20年以上の金融経験をもとに、
“奨学金・教育費・留学資金”を家計全体からデザインします。
これまでに5,000件以上のお金の相談に携わり、
家庭の想いと数字の両面から、最適な教育資金プランを提案してきました。沖縄に教育移住し、3人の子どもを育てながら、
日々リアルな教育現場と家計の両方に向き合っています。現役で子育てをしているからこそ、
国内外の最新教育トレンドや進路情報にも精通。
「子どもの未来に投資する方法」を、
誰にでもわかりやすくお届けします。
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