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アボカドと、あなたの命の設計図

最近、スーパーで安くなっていたアボカドを久しぶりに買って、すっかりハマってしまった。6個も入っていて、毎日食べている。

「そういえば室内で水耕栽培できるって聞いたことがあるな…」
そう思って調べて、育ててみた。
種を洗って、下の方を少し切り、水に浮かべる。
数日後、種が割れていた。
そっと持ち上げると、種の中で根っこが育ってた!

根が育ち割れるアボカドの種


ここにあるのは、水と酸素と光と時間。
ただ、それだけ。

でも、命はちゃんと知っている。 どう育つか。どこへ向かうか。


人も、同じだと思う。

何をしたいのか。 どんな環境で、生き生きするのか。 どんなふうに生きたいのか。
本当は命がもう、知っている。


ただ、人はアボカドとは少し違う。
アボカドの種には、あらかじめ命の設計図が組み込まれている。
でも人は、生きる中で自分でその設計図を描いていく。

人とつながるために、受け入れられるため。傷つかないために。
そしてそれが、そのままその人の「生き方」になっていくことがある。
私はこんな存在だ
人はこうだ、世界はこんなところだ。

だから、私はこうしなければいけない。こう生きなければいけない。
そんな設計図。


もし今、命の声と設計図の声が、ずれているなら。本当は、どうしたい?

実は人間は、その設計図を描き直すことができる。

まず、設計図に気づくこと。そして、その設計図からはみ出る自分にも、気づくこと。夕陽をただ眺めるみたいに、静かに見つめる。

不安や、揺れる気持ち。
傷つきたくなくて、見ないようにしていたこと。
怒りや、その奥にある悲しみや不安。未熟さ。

そのどれも、なかったことにしない。
否定している自分ごと、受け止める。

人が、その人の命を生きはじめるのは
ありのままの自分を、そのまま見つめてもらえた時だと思う。


ロジャーズは、変化を夕陽に例えて、こんなことを言っている。

"People are just as wonderful as sunsets if you let them be.
When I look at a sunset, I don't find myself saying,
'Soften the orange a bit on the right hand corner.'
I don't try to control a sunset. I watch with awe as it unfolds".
「人は、夕焼けと同じくらい、そのままで素晴らしい。
夕日を見て「右のオレンジをもう少し柔らかくして」とは言わないように、ただ、目の前で刻々と移り変わっていく光景を、畏敬の念を持って、静かに見守るのです。」

カール・ロジャーズ


わたしたちは、自然そのもの

私たちのどんな部分も
迷いも、弱さも、揺れも
自分を守るために、必死で描いた古い設計図ですら、夕陽のように、そのままで美しい。
そしてそれは、静かに見守ることで、変化していく。


アボカドに水と光が必要なように、人にも、命のままに生きるための条件がある。
私にはそれが、ありのままを受け入れられること、そして愛と勇気とつながりだと思う。
自分とつながり、人とつながる。そのつながりの中で、自分らしく生きる勇気。
人は、いつからでも、自分の設計図を描き直すことができる。
命の声を聴きながら、もっと自由に、もっとあなたらしく。

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