ぼくたちの哲学教室(※ネタばれ注意)
今日は、久しぶりに映画を見てきて、これは、子どもに関わる職業の方やお子さんをお持ちの方にも見てほしいなと思った。
理由は、子どもが自分で考える力を育んでいけるために、周りの大人ができることについて学べるから。
舞台は、北アイルランドにある男子小学校。
その学校では哲学が主要科目になっていて、その様子や、先生方と子ども達が一対一で対話する姿が細かく描かれている。
哲学の授業では、全ての意見に価値があると話をされ、どんな意見が出ても先生がその意見に対して評価することなく、一つの意見として受け止め伝える姿が、すごいなと感じた。
どうしても、自分の知覚が入ってしまい、「その意見はいいね。」と言ってしまいそうになる。
でも、それをしてしまうと、「いいね。」と言われなかった意見はよくないのか?といろいろな視点の意見を出すよりも、一般的に良いと言われる意見を言おうとしてしまうだろうな。と改めて思った。
また、学校の中では、いじめやトラブルなども起こるが、まず先生方が生徒の味方であるという立場で関わり、子ども達自身もそう感じている。
先生が、一人一人の子ども達は素晴らしくて、優秀な生徒だと思っていることを始めに伝え、その上で、「学校でのルールは知っている?」「あなたにとって友達とはどういう人?」など子ども達へ問いかけをしながら、自分たちで自分なりの答えが見つけられるようにしていく。
また、怒りや不安を感じて落ち着かない子どもに対しても援助が必要かを尋ねて、1対1で話をしている場面が何度も出てくる。
その度に、先生方は解決に導くのではなく、自分で解決できる方法について自分で見つけられるような援助をされているのがとてもすごいなと思った。
不安な気持ちがある子どもに対して、不安や解決したいことを紙に書いていき、それに対してどんな行動ができるのかを一緒に考える場面や、誰かが言ったからではなく、常に「なぜ?」「でも?」と疑問を持つことについても話されていた。
特に、親からの言葉は強力です。
だからこそ、親に自分の意見を伝える方法をロールプレイで先生自身が子ども役になって方法を提示していた。
このように子ども達も常に考え、行動に責任を持ち、失敗を重ねながら学んでいける環境がとても素敵だと思ったのと同時に、私自身もそういう関わりをしていくことで子ども達が考える力やいろいろな困難を自分自身で乗り越えていく力を育くんでいく手伝いをしていきたいと思った。
