軽率に時給68,000円のバイトをしてきた今朝
今食う飯がないぼくです。
残念です。非常に残念な状況です。
こういう時、人は足下を見られるんですよ。
ぼくの草鞋は恐ろしく汚れてますから。
ちょっと手伝ってくれへんかと、まともにお天道様の下で生きてこなかった連中に声を掛けられるのも、ぼくが惨めな毎日を送っているからです。
朝早くて申し訳ないけど、二時間ちょっと仕事手伝ってと電話がありました。
まぁ破格のオファーでしたよ。
時給換算したら6.8万円の仕事なんか、常識的に考えてありゃしないもの。
高級ソープ嬢か!
久々にスーツを着ました。サングラスもかけました。
ミナミまで行く交通費がないと告げると、夜明け前におベンツで迎えにきてくれました。
宗右衛門町の雑居ビルで、Vシネマとかネトフリでしか見ないような光景を目の当たりにして、人としての尊厳を剥奪された人に、これこれこういう理由ですから、恨まないでね、そもそもあんたが悪いんだからねと、噛んで含める優しい男を演じて来ました。
こういうシーンで優しい声を掛ける人間って、重要なポジションらしいです。
知りたくもないですけれど。
とっぱらいでお金を受け取って、三ヶ月滞納していた家賃一月分と、スマホ代を払いました。
朝の空気が残るミナミを歩きながら、ぼくはもう本当に人として終わっているなと実感した次第です。
