【数学】三角比(三角関数)の公式(覚えてはいけない)
対象:定期試験以上
今回は $${90° \pm \theta}$$ や $${180°\pm \theta}$$ 等の三角比について学習しましょう
たくさん公式がずらずら並んでいるやつですね
最初に確認しておきますが
絶対に覚えてはいけない公式
です
「覚える」というのは暗記するという意味で
意味が分からないけど覚えているという意味です
三角関数でも同じなので 角度を $${0°\leqq \theta <360°}$$ の範囲まで考えてしまいます
まず定義から確認しましょう

図を書いて考えていくわけですが
ポイントとして $${\theta}$$を$${30°}$$くらいに書くこと
そうすると直角三角形の2辺の長さの大小関係がはっきりします
「三角形の合同」と「辺の長さ(正)」そして「座標」「傾き」という4つですべて解決します
手順は
①まず角$${\theta}$$に動径を書き
②次に知りたい三角比の角(次図では$${90°-\theta}$$)に動径を書き
定義通りに座標を書く
③2点の座標を比べる 動径の傾きを比べる(座標と辺の長さの違いに注意)

2辺の辺の長さの違いを 赤と青で表しています
青の長さ$${=\cos \theta}$$ 赤の長さ$${=\sin \theta}$$であり双方正の値
2点の座標を比べる また動径の傾きを考えましょう
点$${(\cos (90°-\theta),\sin (90°-\theta))}$$は(赤,青)です
傾きについては$${\dfrac{y \ の増加量}{x \ の増加量}}$$を考えると
$${\dfrac{赤}{青}と\dfrac{青}{赤}}$$の逆数の関係になっています
では次 $${90°+\theta}$$

やりかたは同じです
2点の座標を 赤と青は長さだから正の値 に注意すること
$${\cos (90°+\theta)=-赤}$$,$${\sin (90°+\theta)=青}$$
傾きについては $${\tan (90°+\theta)=\dfrac{-青}{赤}}$$ となり
$${\tan \theta=\dfrac{赤}{青}}$$ とくらべれば「逆数」かつ「$${-1}$$倍」となっています
ただ 垂直に交わることから「傾きの積が$${-1}$$」を用いて
$${\tan \theta \tan (90°+\theta)=-1}$$ から導いてもよいでしょう
あと やり方は全部同じです



もう図は省略しましょう

考えることは 例えば
「2点の$${x}$$座標を比べると 絶対値が同じで正負が逆だ」
のようなことだけですね
結論として 次の事実が得られます

また,頻出なのは次の通りです


円に内接する四角形の対角について
$${\sin \ の値は同じで,\ \cos \ の値は正負のみが違う}$$
のような感じです
慣れないうちは 図を書くことになりますが
慣れてくれば 頭の中で図を書いて数秒で導けるようになります
覚えないでください むしろ覚えてはいけません
私も覚えていません ただ作れます
覚えるなよ~ 覚えるなよ~
