ハッピーライティングマラソン#56「ちょっと勇気がいるけど、発信したい事はなんですか?」
本田健さんのハッピーライティングマラソンに参加しています。今回のお題は、「ちょっと勇気がいるけど、発信したいことはなんですか?」
ちょっと勇気がいるけど、発信したいこと。
というと私の本音をここで明かすことだと思いました。
そうすると、書きながら涙が出て止まりませんでした。直接息子に話していなかったことを遺言のような思いを書きました。

かわいい、かわいい私の息子へ
もし、お母さんが先に天へ帰る日が来たら。
その時に伝えたいことを、ここに残しておこうと思います。
まずは一言。
私のところに生まれてきてくれて、本当にありがとう。
あなたは赤ちゃんの頃から、とても育てやすい子でした。
あまり泣かないし、夜泣きも少なくて、本当に手のかからない子でした。
だから抱っこしなくてもよかったのかもしれません。
でもね、お母さんはずっと抱っこしていました。
私たちの時代は、「抱き癖がつくから抱っこしすぎない方がいい」と言われていたけれど、そんなことは関係ありませんでした。
ただただ可愛くて。
ずっとそばにいたくて。
あなたを抱っこしている時間が幸せでした。
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お母さんは、決して完璧な母親ではありませんでした。
むしろ出来の悪いお母さんだったと思います。
それでも、いつもお母さんのことを大好きでいてくれてありがとう。
お母さんが病気で苦しい時も、あなたはいつも元気で、天真爛漫な笑顔を見せてくれました。
その笑顔に何度も救われました。
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お母さんは病気になり、放射線治療を受けました。
その時、お医者さんから
「もう子どもは産まない方がいいでしょう」
と言われました。
だから、あなたを一人っ子にしてしまったことを、ずっと申し訳なく思っていました。
本当にごめんね。
でも、そんな心配は必要なかったのかもしれません。
あなたはたくさんの友達に囲まれ、たくさんの人に愛されながら成長しました。
反抗期にはお母さんも悩みました。
でも、どの学年の先生もあなたを気にかけ、可愛がってくれていました。
その姿を見ていると、
「きっとこの子は、前世でたくさん良いことをしてきたんだろうな」
そんなことを本気で思っていました。
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実はね。
お母さんは、あなたのことを尊敬していました。
子どもは親の鏡とも言うし、親の先生でもあると思います。
あなたから教わったことがたくさんありました。
大人になってからも、
「お母さん、これどう思う?」
と相談してくれたり、
営業の練習相手になってほしいと頼んでくれたり。
本当は少し照れくさかったけれど、あの時間はとても嬉しかったんです。
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そして何より。
あなたが結婚して、とても素敵なお嫁さんと出会い、幸せな家庭を築いている姿を見せてくれたこと。
お母さんは本当に嬉しかった。
仕事でも成果を出し、立派に成長した姿を見るたびに、
「こんなに立派になるなんて」
と驚きながら誇らしく思っています。
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お嫁さんも本当に優しくて、
誕生日にプレゼントをくれたり、
食事に誘ってくれたり。
お母さんがあなたにしてあげられなかったような贅沢を、たくさんプレゼントしてくれます。
だから時々、
「申し訳ないな」
と思うこともあります。
でも、それ以上に幸せです。
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そして。
お母さんは今、あなたたちのところに新しい命が来てくれることを楽しみにしています。
以前、
「おかんに孫の顔を見せるからな」
と言ってくれたことがありましたね。
あの言葉が本当に嬉しかった。
そして、赤ちゃんを授かりましたね。
本当に幸せです。ありがとう。

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家族が幸せでいてくれること。
それが、お母さんにとって何よりのご褒美です。
そして最後に伝えたいことがあります。
お母さんは人生の中でたくさんの経験をしました。
嬉しいことも、苦しいこともありました。
病気も経験しました。
たくさん遠回りもしました。
でもね。
振り返った時に思うのです。
あなたがお母さんの子どもとして生まれてきてくれたこと。
それが、お母さんにとってこの人生で一番の宝物でした。
そしてきっと、
お母さんの人生で一番の成功だったと思います。
本当にありがとう。
愛しています。
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