Photo by
akanekofuku
冬と春のあいだにみる朝の桜
空は晴れているのに、空気はまだ冬の冷たさを残している朝。
通勤の車で小学校の横を通り過ぎると、六本の桜が視界にふっと入ります。
ほんの数秒なのに、この季節だけはその一瞬が心に残る。
冬のあいだは枝だけだった木が、気づけばつぼみをふくらませている。
季節の光や風を受けながら、静かに次の準備をしているよう。
同じ道を走って15年ほど経ちます。
以前はただの通り道だった景色が、いつの間にか、自分をそっと前へ押してくれる存在になりました。
冬と春のあいだを抜ける朝、ふくらみ始めたつぼみを見ると、今日も少しだけ前に進めそうな気がします。
どんな日でも毎日は過ぎていく。
楽しくても辛くても、なんにもなくても…
今年も変わらず、満開の桜が、子どもたちを温かく迎え入れてくれるでしょう。
きっと、もうすぐです🌸
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