🌀制度って、誰のためにあるの?― 窓口で疲れ果てる市民と、「足並み」を優先する行政 ―

福祉の相談に行ったのに、帰る頃にはもっと疲れている。
「それは制度上できません」
「別の課に聞いてください」

…その言葉を、何度聞きました。

紙を渡されても、専門用語ばかりで頭に入らない。

行政の人は「丁寧に説明した」と思っている。
でも、市民は「突き放された」と感じている。

たった一つの言葉でも、
日本語は難しい。


💬「検討します」も、「対応します」も、意味が違う。

行政での「検討します」は、
👉 “やらない可能性が高いけど、否定はしない”
 とりあえず上司に報告しよう(終わり)。

市民が聞く「検討します」は、
👉 “前向きに動いてくれる”という希望のサイン。
   いつまで経っても返事が来ない。どうなってるの?
 と不安に感じてしまう。

同じ言葉でも、伝わる温度がまるで違う。
その解釈のズレが積み重なって、
信頼関係は静かに壊れていく。
そしていつのまに「誰が担当していたのか?」となり、年度が替わって一から同じ事を説明(´;ω;`)ウゥゥ・・・。


🧱ルールで守る支援は、人を遠ざける。

「制度上できません」
「規定にありません」
「決まりなので」

それらは職員を守る盾であり、市民を拒む壁でもあります。

さらによく聞くのが、
他市町村と足並みをそろえないといけないので」という言葉。

まるで“他がやっていないなら、うちもやらない”という免罪符のよう。

🟦 足並みをそろえることが「公平」?
🟥 それとも「思考停止」?

ー前例がないからわかりません。
じゃあ前例を作ればいいじゃないか!
ー無理です、市町村で財源が違うので・・・。

納得できる部分もありますが、何故か釈然としない(お金のこと言われると申し訳なく思ってしまう)。
これはどこに相談すればいいの?となっちゃう。


🧾誰のための仕組みですか?

「わかりづらい」
「書類が多い」
「説明がない」

一生懸命、支援者として現状を話しても、「は?なにいっての?」って顔されることも何度もありました。
“理解力がない”と決めつけられてるようで

ふんがー!って私はなっちゃうこともあります(上司から「落ち着け」とよく言われます)。


🗣️言葉の先に、人の気持ちがあるかどうか。

「また来てください」
――その一言にも、
🌤 “本当に次につなげたい”人と
🌧 “もう帰ってほしい”人の二種類がいる。

余計な仕事増やさないで―って見えちゃうこともあります。
(終業前の電話とか。こっちも都合で時間ギリギリになることもあるから、早口とかため息とかやめてほしい。「折り返しお願いしてもそっちがやらねーじゃん」って思う。)

一部の方の行動だけど、もっのすごく記憶に残ることを知ってほしいなと思います。


✍️ 書いている人:ふろーと
福祉歴十数年。介護・相談支援に従事。
現場のモヤモヤや矛盾を、少しずつ言葉にしています。記事によっては毒も吐きます。
「きれいごとだけじゃ食べていけない」福祉のリアルを届けたい。


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