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どんなに髭を剃ったって自分


私は、あまり髭を剃らない

いや、放置する
とかそういうことではない

ただ高校生の一般的な感覚からすると
おそらくあまり剃っていない方に分類される

…と思う。

一応清潔と言えるレベルには保っている

まぁ何が言いたいかというと
私は自分の容姿に対して努力する気がないのだ

別にイケメンではないし
愛する人が隣にいたこともない

別に、そういう欲がないかというと嘘になるが
だからと言って

自分から何か行動を起こすほど
モチベーションはない

容姿を整えるためにお金と時間を使いたくない

というのもあるが

それ以上に私は、
多分そういう自分をうまく見せる工夫のことを
舐めているのだ

やったところで大して変わらない
やったからと言ってモテるわけじゃない
意識してる人がいると思われるのが癪

とか、ここまで色々言い訳してみたが
多分、変わるのが怖いんだろう

もしも、似合ってないと言われたら?
もしも、時間が足りなくなったら?
もしも、もしも、もしも…

そういう、ありもしないもしもが重なって

私は、今ここから動けなくなった

口では、チャレンジと、未知を怖がるな
といいつつも
今まで全く触れなかったものは怖いのだ

自分がどうなるのかイメージできていない
確か、どこかの漫画で言っていた

イメージできないことは実現できない

私は、今の自分とは違う自分が怖い

記事を書いている時
確か昨日もこんな話をしていたなと気がつくと
自分は本当に変わらないんだと自覚してしまった瞬間

変わりたいと思うと同時に
少しホッとする

昨日の自分も、今の自分も
ちゃんと自分だと

でも、よく考えてみれば
おかしな話だ

人は、数ヶ月する間に
体の中の細胞がまるっと入れ替わる
と聞いたことがある
では、変わることは常であるのではないか?

それが、日本人が悠久の前から持っていた
無常観でわびさびなのではないか?

しかし、私は、いくら経っても
自分という檻から出ようとはしない 

それは、今までの積み重ねが
今までの悩みが
今までの喜びが

魂に刻まれてるってことなのかもしれない
刻み込まれた物を捨てたくないのかもしれない

最近、弟が髪を整えるようになった。
環境が変わって
自分を変えた

でも、前と変わらず
弟は、弟のままだった。

変わっても…変わらない

たぶん結局のところ
自分はどこまで行っても自分で

どんなに髭を剃ったところで所詮
自分でしかないのだ

自分は変わるのが怖いというが
本当は
ただ単にめんどくさいだけなのかも…しれない

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