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ごみ処理協奏曲(破天荒な嫁というものは)

喪服姿の義妹と子供が、ごみ処理場の正面
玄関に立っていた。

誰が亡くなったのかも、私はまだ分からない。
近くにあった小さな円形の建物に足
を踏み入れる。
床屋、着付け屋、洋服レンタル、
アクセサリー――
雑然とした空間に目をやりながら、
必要なものを順番に選んでいく。

「この靴とアクセサリーなら落ち着くかな」

自分の判断で整え、髪も慎重に整えてもらう。
床屋のお爺さんのスプレーが霧のように
漂い、少しむせるが、私は落ち着いて呼吸
を整える。カッカッと音を響かせながら
ごみ処理場へ向かうが、火葬場行きのバスは
既に出た後だった。
間に合わなかったことを少し残念に思い
つつも、状況は受け入れる。

その後、義祖母の義姉に叱られる。

「しっかりしてよ、長男の嫁なんだから!」

私は深呼吸し、謝りながらも心の中で考える。
“この状況をどう切り抜けるか、どうやった
ら上手く逆転できるのか”小さな計算と
工夫を巡らせる。

後日、亡くなった義祖父の姉
(つまりあの義祖母の義姉)が笑顔で
うちの旦那にお小遣いを
渡す姿を義妹は目を丸くして見ていた。

夢のように奇妙なごみ処理場でも、
私は戸惑うことなく、状況を強かに動かして
いたのだ。

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