違和感と、家系なラーメン
ここ数日見る月がやたらに赤いのです。
うちのベランダはほぼ真西にあるので20時過ぎた頃、月がうちをのぞきに来ます。
昨夜もその前日その前々日も、ピンクグレープフルーツみたいな色の月が私をのぞき込んでいてギョッとしました。

赤い月(ピンクムーン)は地平線近くだと大気の影響でそう見えるとか、春頃にそういう名称の月もあるけれど、この時期はそんなに低い位置にはないし、もしかして高すぎる気温が続くせいだったりするんだろうか。
スピリチュアルな解釈で赤い月はポジティブな意味を持つけれど、実際にそれを見た瞬間は私は吉兆だとは思えなくて。
やっぱり月の色はふっくら焼けたオムレツみたいな、見慣れたあの色が私は安心する。落ち着く。
月はチキンラーメンに落として食べたくなるような色味がいい。
…と、前置き書いたらお腹が空いて。
いったん下書きにしてたら何が書きたかったか忘れてしまいました。
なんかこんなんばっかりでイヤになります。
前置きなんてよそうと思うのにそれも忘れてまた前置きを書いてしまいます。
五右衛門のセリフじゃないけど、また意味のないものを書いてしまったと切り捨てるかとも思いましたが、諦めた夏ばかりもいい加減なさけないのでダメ元で無理くり書いてみようと思います。
月の色を思い浮かべて、山吹色の玉子が乗ったラーメンを想像していたのでラーメンが食べたくなりました。
チキンラーメンはストックしていなかったので、我が家の定番ストック、『サッポロ一番塩ラーメン』登場です。
夏は冷やしにすることが多いです。
あー、そうか。
だからうちで冷やし中華の出番が無いのかも…
※タイトルに反して、冷やし中華はあまり食べませんというオチです。
サッポロ一番の最大の美味しさを一つだけあげよとテストに出たら何て書こう。
『あり合わせの野菜が何でもイケるスープの妙は他を凌駕する』にしようか。
キャベツ、もやし、ネギなんて当たりまえだのクラッカーが過ぎてへそで麦茶が湧きそうだ。その具材は他のラーメンでどうぞ。
キノコでもシーチキンでも油揚げとか、『ありあわせ』が野菜じゃなくても素晴らしいマリアージュを見せてくれます。
冷やしにしたので今日はキュウリとミョウガを千切りにしてトッピングしました。
そして、味変にキムチです。
キムチは普通に温かい場合にも塩ラーメンは期待を裏切りません。
サッポロ一番塩ラーメンにキムチぃ?と語尾を上げながらこれを読んでる方、だまされたと思って一度お試しいただきたい。お願い、やってみて。
人のハナシには素直に乗ってみるがいいよと偉業を成した誰かも言ってましたもん。
でも、やっぱりだまされたと思ってもそこは自己責任でお願いします。
(いやウソウソ、マジで美味しいので安心して下さい)
スープは氷水で溶かして麺だけを茹でるのですが、電子レンジで麺が茹でられることに気づいてからはもっぱらレンチンでラクチンしています。
びっくりするくらいアルデンテに仕上がるでんて。

トッピング:ミョウガ・キュウリ
味変:キムチ(ご飯がすすむくん)
やけにピンボケたのは裸眼で撮ったから?
そういえば、三年前の夏にこんなつぶやきをしてました。
皆さんからのコメントが優し過ぎて読み返しても今も切ないです。
離職した折にハローワークへ出向いて、窓口担当者さんと相談するうち、なぜか話題がラーメンに逸れたのです。お昼が近い時間だったからかな?
その方はあちこち食べ歩きするのも大好きなんだそうで。
「家系ラーメンが好きなんですよ」
「じゃあ、サッポロ一番なら味噌派ですか?塩派ですか?」
私は定番ネタのつもりで何の疑いもなく尋ねました。
「私はなんだかんだ塩ラーメンに着地します♪」
私たちの間に漂う空気感の理由が解せたのは帰宅して「家系ラーメン」をググってからでした。
「家系」とは「おうちで作る袋ラーメンのこと」ではなかったんです。
あの違和感は、ピュアに語る私に合わせてくださった思いやりだったんですね。
…違和感 そう!
ホントは違和感について書きたかったんでした。思い出せてよかった。
ありがとうございます。
スッキリしました。
