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服には気持ちを動かす力がある。 #113

朝、クローゼットを開けて、

「今日は何を着よう」と考える。

たったそれだけのことなのに、選ぶ服によって、その日の気分が少し変わることがあります。

いつもより少しきれいめな服を着た日は、自然と背筋が伸びる。

お気に入りの服を着た日は、なんとなく気分がいい。

動きやすい服を選んだ日は、いつもよりアクティブに動ける。

服って、ただ身体を包むものではなくて、気持ちや行動にも影響を与えるものなのかもしれません。

たとえば、鏡を見たときに

「今日の自分、いい感じかも」

と思えたら、それだけで一日のスタートが少し軽くなる。

その小さな自信が、人と話すときの表情や姿勢にもつながることがあります。

服装をきちんと整えると、相手に与える印象も変わります。

「素敵ですね」

「その服かわいいですね」

そんな一言から会話が始まることだってある。

好きな服を着ていると、同じように服が好きな人と自然に話が弾むこともあります。

そして、おしゃれには気分転換の力もあると思います。

なんとなく気分が落ち込んでいる日。

何もしたくない日。

そんな日は、いつもなら選ばない服を着てみる。

少し明るい色を選んでみる。

お気に入りのアクセサリーをつけてみる。

それだけで、ほんの少し気持ちが変わることがあります。

「せっかくこの服を着たんだから、ちょっと出かけてみようかな」

そんなふうに、服が行動のきっかけになることもある。

もちろん、服を変えたからといって悩みがなくなるわけではありません。

落ち込む日もあるし、自信が持てない日もある。

それでも、自分の気持ちを少し上向きにするために、おしゃれを使うことはできる。

私はそれが、おしゃれの素敵なところだと思っています。

高い服じゃなくてもいい。

流行の服じゃなくてもいい。

お気に入りのTシャツでも、何年も大切に着ている服でもいい。

「今日はこれを着たい」

そう思える服があるだけで、毎日は少し楽しくなる。

服を選ぶこと。

鏡を見ること。

お気に入りを身につけること。

そんな何気ないことの積み重ねが、自分の気持ちを整えたり、前を向くきっかけになったりする。

おしゃれには、見た目を変えるだけじゃなく、気持ちを動かす力がある。

だから私は、服を着ることをもっと楽しんでほしい。

「今日は何を着よう?」

そんなふうに考える時間さえも、楽しみながら。

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